産業デザイン演習

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 産業デザイン演習
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学専攻(生物応用化学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 谷野 忠和,池田 隆,綾部 隆,石井 努,奥山 哲也,金城 博之

到達目標

1. 製品の企画から基本設計までの基本的なデザインプロセスを理解・試行できる。
2. グループワークによるメンバー同士のコミュニケーションができる。
3. 自らの企画を効果的に伝達するプレゼンテーションができる。
4. 自律的・計画的に作業を遂行できる。
5. アイデアを創造力で具現化し編集できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1製品の企画から基本設計までの基本的なデザインプロセスを的確に理解・試行できる。 製品の企画から基本設計までの基本的なデザインプロセスを理解・試行できる。 製品の企画から基本設計までの基本的なデザインプロセスを理解・試行できない。
評価項目2グループワークによるメンバー同士のコミュニケーションが十分できる。 グループワークによるメンバー同士のコミュニケーションができる。 グループワークによるメンバー同士のコミュニケーションができない。
評価項目3自らの企画を効果的に的確に伝達するプレゼンテーションができる。 自らの企画をプレゼンテーションすることができる。 自らの企画をプレゼンテーションできない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
製品企画・機能・仕様研究、市場化を踏まえた実際の製品提案、基本設計までのデザインプロセスをグループ単位での演習により修得する。社会的に要求される製品を自ら求め、そのニーズに相応しい製品を技術解析、情報収集を基にして具体化する。異なるコースの学生で構成されるグループでの作業により、計画的、継続的に仕事を進める責任感を養い、最終的なプレゼンテーションで資料を用いたまとめができる。内容の口頭発表ができる。グループメンバーや必要な対象とコミュニケーションができる。
授業の進め方・方法:
授業における製品企画、設計の講議、製品提案スタディ、授業レポートを総合的に行う。教材は適宜資料を配付。
企画の提案・プレゼンテーション評価には教育機関以外の方も参加する場合がある。
注意点:
本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(授業の進め方/評価方法等のガイダンス) この授業の主旨と全体の概要を理解できる
2週 製品の提案と企画講義・演習1 製品の提案、企画に関する手法を理解できる
3週 製品の提案と企画講義・演習1 製品の提案、企画に関する手法を理解できる
4週 製品の提案と企画講義・演習2 製品の提案、企画に関する基礎的な演習ができる
5週 製品の提案と企画講義・演習2 製品の提案、企画に関する基礎的な演習ができる
6週 製品化企画演習1(ニーズ調査、企画、コンセプト) ニーズを調査して企画、コンセプトをまとめることができる
7週 製品化企画演習1(ニーズ調査、企画、コンセプト) 企画、コンセプトをまとめることができる
8週 製品化企画演習2(アイデアを実現する基本設計展開) アイデアを実現する方法を考えることができる
2ndQ
9週 製品化企画演習2(アイデアを実現する基本設計展開) アイデアを実現するための具体案を提示できる
10週 製品化企画演習3(中間発表) 6週~9週までの過程についてプレゼンテーションができ、ディスカッションができる
11週 製品化企画演習3(中間発表) 6週~9週までの過程についてプレゼンテーションができ、ディスカッションができる
12週 製品化企画演習4(基本設計展開の改善) 中間発表でのディスカッションをもとにアイデアを実現するための方法、具体案を改善する
13週 製品化企画演習4(基本設計展開の改善) 中間発表でのディスカッションをもとにアイデアを実現するための方法、具体案を改善する
14週 プレゼンテーション(最終発表) 企画、コンセプト、アイデアを実現するための方法を的確にプレゼンテーションできる
15週 プレゼンテーション(最終発表) 企画、コンセプト、アイデアを実現するための方法を的確にプレゼンテーションできる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。4
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。4
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。4
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。4
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。4
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。4
共同教育共同教育問題解決のために、最適なチームワーク力、リーダーシップ力、マネジメント力などを身に付けることができる。4
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。4
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。4
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。3

評価割合

試験発表レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05050000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力05050000100