技術英語

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 技術英語
科目番号 0008 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学専攻(生物応用化学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 アクティブ科学英語、多田旭男他、三共出版
担当教員 萩原 義徳

到達目標

1.生物応用化学に関する技術英語で使用される基本的な単熟語、構文、慣用表現が理解・使用できる。
2.英文の教科書、論文およびマニュアルの読解およびヒアリング能力の習得。
3.生物応用化学に関連した英語の長文を読み、技術内容を正確に把握し、内容を英語で説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生物応用化学に関する技術英語で使用される基本的な単熟語、構文、慣用表現が理解・使用できる。生物応用化学に関する技術英語で使用される基本的な単熟語、構文、慣用表現が理解できる。生物応用化学に関する技術英語で使用される基本的な単熟語、構文、慣用表現が理解・使用できない。
評価項目2英文の教科書、論文およびマニュアルの読解およびヒアリングすることができる。英文の教科書、論文およびマニュアルの読解およびヒアリングすることが一部できる。英文の教科書、論文およびマニュアルの読解およびヒアリングすることができない。
評価項目3生物応用化学に関連した英語の長文を読み、技術内容を正確に把握し、内容を英語で説明できる。生物応用化学に関連した英語の長文を読み、技術内容を正確に把握し、内容を英語で一部説明できる。生物応用化学に関連した英語の長文を読み、技術内容を正確に把握し、内容を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
産業社会のグローバル化にともない、世界中での技術情報伝達の多くが英語で行われるようになった。技術者にとって、英語情報を充分に活用し、さらに自ら英語で情報を発信できる能力は必須である。英文の教科書・論文・マニュアルを通して、技術英語に関する基礎的な単熟語、英語構文、慣用表現およびヒアリング能力を涵養する。さらに英語によるプレゼンテーション能力の養成を目指す。
授業の進め方・方法:
授業の前半は関連資料やプリントを用いて、技術英文で多用される単熟語、構文、慣用表現について学習する。その後、生物応用化学系の論文や英語ニュースなどから長文を選び、輪読形式で読み進めることで、英文の技術内容を正確に把握する能力を涵養する。さらに、輪読した英文の技術内容を英語でポワーポイントを用いて説明する。輪読時の英文の和訳、内容の説明がスムーズにできるよう予習を行い、授業に参加することが望ましい。
注意点:
関連科目:実践英語I・Ⅱ・Ⅲ、工業英語などの英語科目。
本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 英語による自己紹介の作成および簡単な技術英語の輪読(授業ガイダンスを含む)
2週 科学英語の表現1(技術英語で多用される単熟語、構文、慣用表現
3週 科学英語の表現2
4週 科学英語の表現3
5週 科学英語の表現4
6週 英文輪読1(生物応用化学に関する英文教科書や論文等を輪読形式で読み進めながら、和訳および技術内容の説明を行う)
7週 英文輪読2
8週 英文輪読3
2ndQ
9週 英文輪読4
10週 英文輪読5
11週 パワーポイントによる技術内容の説明準備1(輪読した英文の技術内容をパワーポイントにとりまとめ、英語による技術内容の説明を行う)
12週 パワーポイントによる技術内容の説明準備2
13週 パワーポイントによる技術内容の説明準備3
14週 パワーポイントによる技術内容の説明
15週 まとめ(レポート作成)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合030100060100
基礎的能力000003030
専門的能力000003030
分野横断的能力0301000040