到達目標
1.技術が社会に及ぼす影響・効果、および技術者が社会に対して負っている責任が理解できる。
2.実験などを計画・遂行し、その結果を解析し、工学的に考察することができる。
3.該当分野の専門技術に関する知識を得て、それらを問題解決に応用することができる。
4.日本語による論理的な記述を行ったり、口頭発表や討議などを通してコミュニケーションを図ることができる。
5.自主的、継続的に学習することができる。
6.チームで仕事をすることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 技術が社会に及ぼす影響・効果、技術者が社会に対して負っている責任を十分に理解できる。 | 技術が社会に及ぼす影響・効果、技術者が社会に対して負っている責任を理解できる。 | 技術が社会に及ぼす影響・効果、技術者が社会に対して負っている責任を理解できない。 |
評価項目2 | 実験などを適切に計画・遂行し、その結果を的確に解析し、工学的に十分考察することができる。
| 実験などを計画・遂行し、その結果を解析し、工学的に考察することができる。
| 実験などを計画・遂行できない。結果を解析し、工学的に考察できない。
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評価項目3 | 該当分野の専門技術に関する知識を深く習得し、それらを問題解決に的確に応用することがで
きる。
| 該当分野の専門技術に関する知識を得て、それらを問題解決に応用することがで
きる。
| 該当分野の専門技術に関する知識を習得できない。それらを問題解決に応用できない。
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学科の到達目標項目との関係
JABEE F-2
説明
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JABEE G-1
説明
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教育方法等
概要:
本学科と専攻科で学んだ工学的知識や技術が、実践的にどの程度応用できるかを、企業等におけるインターンシップで経験し、実践的技術者としての資質を高めることを目的とする。各学生は企業からの評価を受け、その結果を参考にして、学生の自己啓発および専攻科の教育改善を促す。
実務経験のある教員による授業科目:この科目は、実務を行っている企業の担当者が、その経験を活かして行う授業である。
授業の進め方・方法:
提示したインターンシップ受け入れ機関の中から、学生の希望と諸条件を考慮して、配属先の引き受け機関を決定する。実施時期は休業期間中の3週間以上を原則とする。企業や研究機関などにおいて実際の業務に従事する。担当教員は、学生の状況を把握するとともに、実施機関の引き受け責任者と連絡を密にする。学生は、インターンシップ終了後に報告書及び実施機関の引き受け責任者が記入・封印した評定書を提出する。
注意点:
令和3年度の実施については、担当教員に事前に相談すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
機械部品等の組立や鋳造・加工等による製作・製造実習 |
機械部品等の組立や鋳造・加工等による製作・製造実習ができる。
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2週 |
CAD等を用いた図面の作成や修正等の実習 |
CAD等を用いた図面の作成や修正等の実習ができる
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3週 |
取扱操作の説明書や作業マニュアル等の作成実習 |
取扱操作の説明書や作業マニュアル等の作成実習ができる。
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4週 |
製造業や研究機関における事務・工程管理・研究・開発等の業務実習 |
製造業や研究機関における事務・工程管理・研究・開発等の業務実習ができる。
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5週 |
化学的な定性・定量分析機器や設備等を使った操作実習 |
化学的な定性・定量分析機器や設備等を使った操作実習ができる。
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6週 |
結晶学的・組織学的情報を取得するための機器や設備等の操作実習 |
結晶学的・組織学的情報を取得するための機器や設備等の操作実習ができる。
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7週 |
機器や設備等で得られた物性や諸物性等の分析・解析実習 |
機器や設備等で得られた物性や諸物性等の分析・解析実習ができる。
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8週 |
TQCや改善提案活動等に関する実習 |
TQCや改善提案活動等に関する実習ができる。
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2ndQ |
9週 |
実験・試験・測定データ等の整理や報告手法等の実習 |
実験・試験・測定データ等の整理や報告手法等の実習ができる。
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10週 |
ワード・エクセル等による実験、解析レポート等の作成実習 |
ワード・エクセル等による実験、解析レポート等の作成実習ができる。
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11週 |
計算プログラムの作成実習 |
計算プログラムの作成実習ができる。
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12週 |
製品や製造工程中の品質検査実習 |
製品や製造工程中の品質検査実習ができる。
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13週 |
5S活動の実習 |
5S活動の実習ができる。
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14週 |
報告書及び最終報告書の作成 |
報告書及び最終報告書の作成ができる。
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15週 |
インターンシップ報告会の準備と口頭発表等、各実施期間で定めた内容に従った実習 |
インターンシップ報告会の準備と口頭発表等、各実施期間で定めた内容に従った実習ができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 材料系分野【実験・実習能力】 | 材料系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し実践できる。 | 5 | 前3,前4,前8,前9,前12,前13,前15 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し実践できる。 | 5 | 前4,前8,前13 |
レポートの書き方を理解し、作成できる。 | 5 | 前2,前3,前10,前14,前15 |
金属材料実験、機械的特性評価試験、化学実験、分析実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置および実験器具の取り扱い、実験結果の整理と考察ができる。 | 5 | 前1,前5,前7,前9,前11,前12 |
X線回折装置などを用いて、物質の結晶構造を解析することができる。 | 5 | 前5,前6,前7 |
光学顕微鏡や電子顕微鏡などで材料を観察し、組織について評価することができる。 | 5 | 前5,前6,前7 |
硬さ試験機や万能試験機などを用いて、材料の強度特性を評価できる。 | 5 | 前1,前5,前6,前7 |
分析機器を用いて、成分などを定量的に評価をすることができる。 | 5 | 前1,前5,前6,前7,前12 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭での説明またはプレゼンテーションができる。 | 5 | 前1,前2,前3,前9,前10,前14,前15 |
評価割合
| 試験 | 企業の評定書 | 報告書 | 発表会 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 40 | 20 | 40 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 40 | 20 | 40 | 0 | 0 | 100 |