技術英語

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 技術英語
科目番号 7M08 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学専攻(材料工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 適宜プリントを配付する。また,各自で研究に関連した英語論文を用意すること。
担当教員 小袋 由貴

到達目標

1. 専攻科研究に関連した内容で,かつ適切な英語論文を探し出すことができる。
2. 選択した英語論文を読み込み,その内容を正確に理解することができる。
3. 選択した英語論文を要約し,説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1研究内容に関連した適切な英語論文を探し出し,さらにその参考文献から価値ある情報を選び出せる。研究内容に関連した適切な英語論文を探し出せる。研究内容に関連した適切な英語論文を探し出せない。
評価項目2英語論文を読み込み,その内容から新たな情報を引き出せる。英語論文を読み込み,その内容を理解できる。英語論文の内容を十分に理解できない。
評価項目3英語論文を要約し,説明できるとともに,さらなる情報を引き出せる。英語論文を要約し,説明できる。英語論文の要約が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
技術英語には,①英語による論文内容の理解,②その要約と伝達,③問題解決に必要な思考力の養成,などが求められ,科学技術と同様に実践的である。本演習では,専攻科研究に関連した英語論文を多読し,その内容を正確に理解し,要約し,説明する能力を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
各学生が取り組んでいる研究に関連した英語論文を教材とし,実践的な技術英語の表現を習得する。多くの英語論文に触れることが大切であり,辞書を片手に十分な予習を行わなければならない。
毎回英語論文を要約して説明してもらい,その内容について質疑応答を行いながら演習を進める。本科目は学修単位科目であるので,授業時間以外での学修が必要であり,事前準備(予習)を怠らないこと。
注意点:
授業に取り組む姿勢80%(内容説明50%,質疑応答30%),提出課題20%で評価し,合計点が100点満点中60点以上を合格とする。再試は実施しない。
評価基準:到達目標に記載した項目の基礎的な内容の理解度とその活用度を評価基準とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 はじめに 授業の全体像を理解する。
2週 英語論文の内容説明と質疑応答1 【論文A】AbstractやIntroductionの内容を説明し,質問に適切に答える。
3週 英語論文の内容説明と質疑応答2 【論文A】Experimental proceduresの内容を説明し,質問に適切答える。
4週 英語論文の内容説明と質疑応答3 【論文A】Results and discussionやConclusionsの内容を説明し,質問に適切に答える。
5週 英語論文の内容説明と質疑応答4 【論文B】AbstractやIntroductionの内容を説明し,質問に適切に答える。
6週 英語論文の内容説明と質疑応答5 【論文B】Experimental proceduresの内容を説明し,質問に適切答える。
7週 英語論文の内容説明と質疑応答6 【論文B】Results and discussionやConclusionsの内容を説明し,質問に適切に答える。
8週 英語論文の内容説明と質疑応答7 【論文C】AbstractやIntroductionの内容を説明し,質問に適切に答える。
2ndQ
9週 英語論文の内容説明と質疑応答8 【論文C】Experimental proceduresの内容を説明し,質問に適切答える。
10週 英語論文の内容説明と質疑応答9 【論文C】Results and discussionやConclusionsの内容を説明し,質問に適切に答える。
11週 英語論文を使ったプレゼンテーション1 英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
12週 英語論文を使ったプレゼンテーション2 英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
13週 英語論文を使ったプレゼンテーション3 英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
14週 英語論文を使ったプレゼンテーション4 英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
15週 英語論文を使ったプレゼンテーション5 英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00080020100
基礎的能力0004001050
専門的能力0004001050
分野横断的能力0000000