概要:
提示された研究テーマ及びその研究概要の中から,各学生が興味ある研究テーマを選択する。そのテーマを提示した指導教員の承認を得ることにより,配属が決定する。学生1名につき1テーマを原則とする。最終的に研究論文の作成及びその論文についての口頭発表を行う。研究論文の様式及び発表形式などについては別途定める。
授業の進め方・方法:
・提示される研究テーマについての内容・概要を理解し、興味あるテーマを選定する。
・指導教員の承認を得た上で1テーマについて1名の配属を決定する。
・2年前期終了時に研究進捗状況について中間報告を実施することがある。
・最終的には研究論文を作成し、研究成果について口頭発表を実施する。
・研究論文の書式および発表形式については別途提示する。
注意点:
評 価: 専攻科研究論文の評価方法は以下の通り。
1.研究論文についての評価(取組み姿勢・実験ノート記載能力・計画性・問題解決能力・自己学習能力・論文構成および内容): 60点
2.諮問評価(要旨内容構成・発表態度・プレゼン用資料・質疑応答): 40点
評価基準: 到達目標に記載した項目を基準とし、1および2を総合した100点満点で60点以上を合格とする。
再試験: 原則として実施しないが、不合格者に対して再度プレゼンテーションを課す場合がある。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 材料物性 | 金属の一般的な性質について説明できる。 | 5 | 前1,前4,後1,後3 |
X線回折法を用いて結晶構造の解析に応用することができる。 | 5 | 前9,前13,前15,後6 |
分野別の工学実験・実習能力 | 材料系分野【実験・実習能力】 | 材料系【実験実習】 | 金属材料実験、機械的特性評価試験、化学実験、分析実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置および実験器具の取り扱い、実験結果の整理と考察ができる。 | 5 | 前1,前2,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前15,後1,後3,後4,後6,後7 |
X線回折装置などを用いて、物質の結晶構造を解析することができる。 | 5 | 前5,前9,後2,後4,後5 |
光学顕微鏡や電子顕微鏡などで材料を観察し、組織について評価することができる。 | 5 | 前5,前9,後2,後4,後5 |
硬さ試験機や万能試験機などを用いて、材料の強度特性を評価できる。 | 5 | 前5,前9,後2,後4,後5 |
分析機器を用いて、成分などを定量的に評価をすることができる。 | 5 | 前5,前9,後2,後4,後5 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭での説明またはプレゼンテーションができる。 | 5 | 前2,前3,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |