到達目標
1. 専攻科研究に関連した内容で,かつ適切な英語論文を探し出すことができる。
2. 選択した英語論文を読み込み,その内容を正確に理解することができる。
3. 選択した英語論文を要約し,説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 研究内容に関連した適切な英語論文を探し出し,さらにその参考文献から価値ある情報を選び出せる。 | 研究内容に関連した適切な英語論文を探し出せる。 | 研究内容に関連した適切な英語論文を探し出せない。 |
評価項目2 | 英語論文を読み込み,その内容から新たな情報を引き出せる。 | 英語論文を読み込み,その内容を理解できる。 | 英語論文の内容を十分に理解できない。 |
評価項目3 | 英語論文を要約し,説明できるとともに,さらなる情報を引き出せる。 | 英語論文を要約し,説明できる。 | 英語論文の要約が不十分である。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
技術英語には,①英語による論文内容の理解,②その要約と伝達,③問題解決に必要な思考力の養成などが求められ,科学技術と同様に実践的である。本演習では,専攻科研究に関連した英語論文を多読し,その内容を正確に理解し,要約し,説明する能力を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
各学生が取り組んでいる研究に関連した英語論文を教材とし,実践的な技術英語の表現を習得する。多くの英語論文に触れることが大切であり,辞書を片手に十分な予習を行わなければならない。
毎回英語論文を要約して説明してもらい,その内容について質疑応答を行いながら演習を進める。本科目は学修単位科目であるので,授業時間以外での学修が必要である。次回授業で取り上げる英語論文の要約レポートを予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
注意点:
事前準備として、次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
授業に取り組む姿勢80%(内容説明50%,質疑応答30%),提出課題20%で評価し,合計点が100点満点中60点以上を合格とする。再試は実施しない。
評価基準:到達目標に記載した項目の基礎的な内容の理解度とその活用度を評価基準とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
はじめに |
授業の全体像を理解する。
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2週 |
英語論文の内容説明と質疑応答1 |
【論文A】AbstractやIntroductionの内容を説明し,質問に適切に答える。
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3週 |
英語論文の内容説明と質疑応答2 |
【論文A】Experimental proceduresの内容を説明し,質問に適切答える。
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4週 |
英語論文の内容説明と質疑応答3 |
【論文A】Results and discussionやConclusionsの内容を説明し,質問に適切に答える。
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5週 |
英語論文の内容説明と質疑応答4 |
【論文B】AbstractやIntroductionの内容を説明し,質問に適切に答える。
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6週 |
英語論文の内容説明と質疑応答5 |
【論文B】Experimental proceduresの内容を説明し,質問に適切答える。
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7週 |
英語論文の内容説明と質疑応答6 |
【論文B】Results and discussionやConclusionsの内容を説明し,質問に適切に答える。
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8週 |
英語論文の内容説明と質疑応答7 |
【論文C】AbstractやIntroductionの内容を説明し,質問に適切に答える。
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2ndQ |
9週 |
英語論文の内容説明と質疑応答8 |
【論文C】Experimental proceduresの内容を説明し,質問に適切答える。
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10週 |
英語論文の内容説明と質疑応答9 |
【論文C】Results and discussionやConclusionsの内容を説明し,質問に適切に答える。
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11週 |
英語論文を使ったプレゼンテーション1 |
英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
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12週 |
英語論文を使ったプレゼンテーション2 |
英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
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13週 |
英語論文を使ったプレゼンテーション3 |
英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
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14週 |
英語論文を使ったプレゼンテーション4 |
英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
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15週 |
英語論文を使ったプレゼンテーション5 |
英語論文の内容をプレゼンファイルにまとめ,発表および質疑応答を行う(3名予定)。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 4 | 前11,前12,前13 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 4 | 前11,前12,前13 |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 4 | 前5,前6,前7 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 4 | 前2,前3,前4,前13 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 4 | 前8,前9,前10 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 4 | 前14,前15 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 80 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 10 | 50 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 10 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |