工業英語

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 工業英語
科目番号 0080 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 配布資料(参考資料:機械を説明する英語;野澤義延/工業調査会 他)
担当教員 篠崎 烈

到達目標

1.これまでに学習した技術用語を理解し,適切な英語による理解ができる.
2.専門分野に関する外国語の技術的な文章を読解して,内容を理解することができる.
3.技術的内容の説明を,英語で技術用語を交えながら行なうことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術的な用語について,英語による表記や理解が的確にできる.技術的な用語を知り,英語を交えた表記ができる.技術的用語の知識を有しておらず,英語表現ができない.
評価項目2専門分野の文章を読解でき,技術用語を入れて的確に説明できる.専門用語以外の文章の理解ができ,概要を説明できる.専門用語を含めた文章が理解できず,説明できない.
評価項目3説明したい事柄を,技術用語を用いて英語で適切に説明できる.説明する事柄を,技術英語を用いた表現で考えることができる.説明する内容を理解できず,英語による表現ができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
各時間の講義で内容を説明し,講義内で内容をまとめて提出する.
グループワークを通して各自の知識を共有し,それをまとめることで,個人の知識と能力の向上を図る.
授業の進め方・方法:
配布されたレポートについて講義時間内で内容を理解する.日頃の積み重ねも含めて,復習を中心とした勉強を行なう.
グループワークおよび個人学習による講義を実施する.
注意点:
技術用語は辞書にない場合が多いので,一般英語は十分に理解しておく.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと基礎説明 講義の概要と基礎内容を理解できる.
2週 技術表現1 英語の技術用語を用い,内容を説明できる.
3週 技術表現2 英語の技術用語を用い,内容を説明できる.
4週 専門分野の英語表記 数字,数式に関する英語表記ができる.
5週 技術表現3 英語の技術用語を用い,内容を説明できる.
6週 技術表現4 英語の技術用語を用い,内容を説明できる.
7週 専門分野の英語表記 数字,数式に関する英語表記ができる.
8週 上記内容のまとめ 技術用語,技術文章を理解して表現できる.
2ndQ
9週 技術文章の読解1 英語による技術用語を理解し,読解できる.
10週 技術文章の読解2 英語による技術用語を理解し,読解できる.
11週 技術文章の読解3 英語による技術用語を理解し,読解できる.
12週 技術文章の読解4 英語による技術用語を理解し,読解できる.
13週 技術文章の基礎1 英語技術文章のタイトルを表現できる.
14週 技術文章の基礎2 英語技術文章を考えて,表現できる.
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前2,前3,前5,前6
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前2,前3,前5,前6
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前7
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前2,前3,前5,前6
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力2000010030
専門的能力4000020060
分野横断的能力100000010