工学倫理

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 工学倫理
科目番号 0081 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 技術者倫理;辻井洋行、水井万里子、堀田源治(日刊工業新聞)
担当教員 堀田 源治

到達目標

1.科学の発達、産業の歴史から技術者の役割と責任について理解し、説明できる。
2.技術者の仕事と技術が社会及び環境に及ぼす効果、価値について理解し、説明できる。
3.競争社会、グローバル化の中において、将来を担う技術者としての行動について理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1科学の発達と産業の歴史を知ることで技術者に望まれる役割と責任について理解し、正しい語句を用いて詳細に説明できる。科学の発達と産業の歴史を知ることで技術者に望まれる役割と責任について不十分ながらも理解し、説明できる。科学の発達と産業の歴史を知ることで技術者に望まれる役割と責任について理解していない。説明できない。
評価項目22技術者の仕事の特殊性と生命や自然への影響の大きさを知り、技術が社会及び環境に及ぼす効果、価値について理解し、正しい語句を用いて詳細に説明できる。2技術者の仕事の特殊性と生命や自然への影響の大きさを知り、技術が社会及び環境に及ぼす効果、価値について不十分ながらも理解し、説明できる。技術者の仕事の特殊性と生命や自然への影響の大きさを知り、技術が社会及び環境に及ぼす効果、価値について理解していない、説明できない。
評価項目3企業間の競争激化とグローバル化進展の中において、将来を担う技術者としての行動について理解し、正しい語句を用いて詳細に説明できる。企業間の競争激化とグローバル化進展の中において、将来を担う技術者としての行動について不十分ながらも理解し、説明できる。企業間の競争激化とグローバル化進展の中において、将来を担う技術者としての行動について理解していない、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2, 学習・教育到達度目標 A-3, 学習・教育到達度目標 B-1

教育方法等

概要:
工学倫理は技術および技術者が公衆の要求に応えるべき責任について考えるもので,教養として持つ哲学的倫理とは異なり,実践を伴う専門的素養に気付く科目である.JABEEは技術者の倫理について「技術が社会および自然に及ぼす効果、価値,技術者が社会に対して負っている責任に対する理解」と定義しており,授業はこの内容に沿って倫理の基本、知財、法令、社会・経済、国際関係という多面的な切り口で工学倫理に理解し、その実践の方法について学ぶ。この科目は企業で自動化機械の設計を担当していた教員が、その経験を活かし、実務の中での倫理問題について講義形式で授業を行うものである。

授業の進め方と授業内容・方法:
クラスを複数の班に分ける.1,2週目は教員が講義を行い,3回目以降は班毎に予め与えられたテーマに対して予習したことを発表する.発表後には予め決めておいた質問者と発表班による質疑応答を行ってテーマの理解を深める.
注意点:
1年次の社会学,政治学・経済学,4年次の日本語コミュニケーション,社会科学,環境科学,人間科学などの知識を有することが望ましい.

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
1週 工学倫理を学ぶ必要性(1) 社会への責任、会社への責任について理解できる。
2週 工学倫理を学ぶ必要性(2) 工学倫理の必要性について理解できる。
3週 科学の発達と産業の歴史(1) 科学・技術の変遷について理解でき、説明できる。
4週 科学の発達と産業の歴史(2) 産業・技術の変遷について理解でき、説明できる。
5週 技術者の出現と社会的背景(1) 工業化と社会問題について理解でき、説明できる。
6週 技術者の出現と社会的背景(2) 法令や知的財産と工学倫理の関係について理解し、説明できる。
7週 技術者特有の”責任ある仕事”への気付き(1) 公益の確保と技術者の信用失墜について理解し、説明できる。
8週 後期中間試験 技術者を目指す者としての社会や環境への配慮について理解し、説明できる。
9週 技術者特有の”責任ある仕事”への気付き(2) 公益の確保と技術者の信用失墜について理解し、説明できる。
10週 プロフェッショナル技術者を目指して(1) 工学倫理的行動について理解でき、説明できる。
11週 プロフェッショナル技術者を目指して(2) 7ステップガイドについて説明でき、理解できる。
12週 企業経営と工学倫理 組織と技術者の関係の中で生じる問題について理解し、説明できる。
13週 グローバル化と工学倫理(1) グローバル化で技術者が直面する問題について理解し、説明できる。
14週 グローバル化と工学倫理(2) 持続可能性と未来志向の倫理について理解し、説明できる。
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503000200100
基礎的能力25150010050
専門的能力25150010050
分野横断的能力0000000