日本語コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本語コミュニケーションⅠ
科目番号 0004 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 『日本語コミュニケーション講義録・演習レポート集 2017』焼山廣志著 (有明高専オリジナルテキスト)参考書: 『ホンモノの文章力 自分を売り込む技術』 樋口祐一 (集英社新書)
担当教員 焼山 廣志

到達目標

(1)書く前に必要なこと、書く時に必要なこと、書いた後に必要な事を具体的に示した文章作成の基本的知識を習得し、実践できる。
(2)日常会話の基本的な表現技術特に(2)については手紙文の演習(3)については日常生活で求められる敬語の使い方を学びそれを実践応用できる。
(3)文章を正確に読み取る技術を習得し、それを実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1書く前に必要なこと、書く時に必要なこと、書いた後に必要な事を具体的に示した文章作成の基本的知識の習得が的確にできている。書く前に必要なこと、書く時に必要なこと、書いた後に必要な事を具体的に示した文章作成の基本的知識の習得ができている。書く前に必要なこと、書く時に必要なこと、書いた後に必要な事を具体的に示した文章作成の基本的知識の習得ができていない
評価項目2日常会話の基本的な表現技術が的確にできている日常会話の基本的な表現技術が習得できている・日常会話の基本的な表現技術が習得できていない
評価項目3文章を正確に読み取る技術を習得し、それを的確に実践できている文章を正確に読み取る技術を習得し、それを実践できている文章を正確に読み取る技術を習得し、それを実践できていない

学科の到達目標項目との関係

学習教育到達目標 A-1 説明 閉じる
学習教育到達目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
優れた言語感覚に裏付けられた論理的な記述力や日本でも外国でもどこでも通用するコミュニケーション力を養うための日本語運用能力の育成と向上を目指した講義と実技指導を行い学生諸君はその知識を習得することを目標とする
授業の進め方・方法:
上記の教育目標を達成するために次の4点を柱とした内容を習得し使えるよう考案・編纂した有明高専自主テキストを5学科共通で有効利用して演習する。その具体的な学習内容の概説は以下の通りである。
○日本語の文字体系の理論の理解
○履歴書の書き方エントリーシート書き方の理解と演習による習得
○手紙文の書き方・葉書の書き方の理解と演習による習得
すなわち他者の発信した情報や意見を理解し、自らの情報や意見を他者に伝える能力を身につけること。 <A-3(f):適切かつ円滑に読解・表現ができること>という教育目標を達成するために次の事柄の理解と習得の程度を定期試験及び毎講義の提出物で評価する。
○日本語の文字体系の理論の理解
○履歴書の書き方エントリーシート書き方の理解と演習による習得
○手紙文の書き方・葉書の書き方の理解と演習による習得
○学習・教育到達目標 A-1(a):地球的視野から物事を多面的に理解できること.
注意点:
漢字検定試験準2級程度の語彙力

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 漢字の基礎知識(1) 日本語の文字体系が理解できる
2週 日本語の基礎知識(1) 日本語の基礎知識が理解できる
3週 日本語の基礎知識(2)  日本語の表記の仕方が理解できる
4週 文章を書く(1) 原稿用紙の使い方が理解できる
5週 文章を書く(2) 履歴書の書き方(1)が理解できる
6週 文章を書く(3) 履歴書の書き方(2)が理解できる
7週 文章を書く(4) エントリーシートの書き方が理解できる(その1)
8週 文章を書く(5) エントリーシートの書き方が理解できる(その2)
2ndQ
9週 文章を書く(6) 手紙の書き方の基礎(1)が理解できる
10週 文章を書く(7) 手紙の書き方の基礎(2)が理解できる
11週 文章を書く(8) 手紙の書き方の基礎(3)が理解できる
12週 文章を書く(9) 手紙の書き方 演習①が理解できる
13週 文章を書く(10) 手紙の書き方 演習②が理解できる
14週 文章を書く(11) 往復はがき・はがきの書き方が理解できる
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説 解説を聞き、理解不足の知識を補う事が出来る

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40101000060
基礎的能力400000040
専門的能力0101000020
分野横断的能力00