電子工学特論

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 電子工学特論
科目番号 0033 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 適宜
担当教員 石丸 智士

到達目標

1.情報通信に必要となる変復調回路について理解できること.
2.急速に進歩しているマルチメディア関連機器の基礎技術について理解できること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1学習するすべての変復調理論や回路について特徴も含めて説明できる.いくつかの変復調方式の理論や回路の概要を説明できる.いくつかの変復調方式の理論や回路について概要を説明できない.
評価項目2マルチメディア関連機器の原理や特徴を説明できる.マルチメディア関連機器の概要を説明できる.マルチメディア関連機器の概要を説明できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習教育到達目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
エレクトロニクス技術は身近な家庭用電化製品から人工衛星にいたるまで,現代社会の幅広い分野で進展し,必要不可欠な技術のひとつとなっている.
本科目では,情報通信やマルチメディア機器に関連する分野について学修する.
授業の進め方・方法:
講義を中心とする.また,教材として配付するプリントを用いて予習・復習を行うこと.
注意点:
電気回路および電子回路の知識を有していること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 科目ガイダンス
振幅変復調理論
変調および復調について説明できること.
その方式の一つである振幅変調・復調理論について説明できること.
2週 振幅変復調回路 振幅変調・復調回路について説明できること.
3週 周波数変復調理論 周波数変調・復調理論について説明できること.
4週 周波数変復調回路 周波数変調・復調回路について説明できること.
5週 パルス変復調 パルス変調・復調理論およびその回路について説明できること.
6週 光通信技術(1) 光通信技術の必要性や技術の発展について説明できること.
7週 光通信技術(2) 光ファイバのしくみや光ファイバを用いた通信技術の概要について理解できること.
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験答案返却と解説
映像機器(1)
撮像素子の種類や仕組みについて説明できること.
10週 映像機器(2) ディスプレイの種類や仕組みについて説明できること.
11週 音響機器(1) 音と聴覚の関係とその数値化について理解できること.
12週 音響機器(2) マイクロホンの種類や仕組みについて説明できること.
スピーカーの種類や仕組みについて説明できること.
13週 信号の記録・再生 種々の記録メディアと記録方法,再生方法について説明できること.
14週 信号の伝送方法 静止画や動画の伝送方法について説明できること.
15週 期末試験
16週 試験答案返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000