パワーエレクトロニクス

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 パワーエレクトロニクス
科目番号 0064 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 電気機械工学:電気学会 編/オーム社
担当教員 河野 晋

到達目標

1.基本的な電力用半導体素子について理解できる。
2.基本的な整流回路と動作原理が理解できる。
3.基本的なインバータ回路と動作原理が理解できる。
4.基本的な直流チョッパ回路と動作原理が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な電力用半導体素子について詳細に説明できる。基本的な電力用半導体素子について基本的な事柄を説明できる。基本的な電力用半導体素子について説明できない。
評価項目2基本的な整流回路と動作原理について詳細に説明ができる。基本的な整流回路と動作原理について基本的な事柄を説明できる。基本的な整流回路と動作原理について説明できない。
評価項目3基本的なインバータ回路と動作原理について詳細に説明できる。基本的なインバータ回路と動作原理について基本的な事柄を説明できる。基本的なインバータ回路と動作原理について説明できない。
評価項目4基本的な直流チョッパ回路と動作原理について詳細に説明できる。基本的な直流チョッパ回路と動作原理について基本的な事柄を説明できる。基本的な直流チョッパ回路と動作原理について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2

教育方法等

概要:
1957年にアメリカGE社によって電力用半導体素子SCR(サイリスタ)が発明され,大電力の変換が容易に行えるようになった.電力用半導体素子の研究開発が進み,高耐圧・大容量の素子が製造されるようになった現在では,その応用分野は家庭電化製品から各種産業機器にいたる広範囲に広がっている。このように電力用半導体素子を用いて電力を変換制御する技術の総称をパワーエレクトロニクスと呼ぶ。
本科目では,現在のパワーエレクトロニクス分野を大きく発展させることになった電力用半導体素子の開発の歴史,現在主流となる各種電力用半導体素子の構造や特徴,電力用半導体素子を用いた各種電力変換回路や応用について学習する。
授業の進め方と授業内容・方法:
講義形式で行う。
注意点:
物理学,電気回路,電気磁気学を履修していること。電気材料と電子物性の知識も有していることが望ましい。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
1週 ガイダンス 本科目の位置づけ,必要性,到達目標,評価方法などについて理解できる。
2週 電力用半導体素子1 基本的な電力用半導体素子の動作特性や図記号などを理解できる。
3週 電力用半導体素子2 サイリスタの動作特性とサイリスタによる位相制御回路について理解できる。
4週 電力用半導体素子3 パワートランジスタのスイッチング動作やスイッチング損について理解できる。
5週 整流回路1 整流回路の基本的事柄について理解できる。
6週 整流回路2 整流回路と平滑リアクトルについて理解できる。
7週 整流回路3 電流の重なりと還流ダイオードについて理解できる。
8週 中間試験
9週 整流回路4 交流電源のもとで動作するサイリスタ回路について理解できる。
10週 インバータ1 インバータの基本的事柄について理解できる。
11週 インバータ2 三相ブリッジインバータ回路による誘導電動機駆動と問題について理解できる。
12週 インバータ3 PWMインバータの原理とインバータの応用について理解できる。
13週 直流チョッパ1 直流チョッパの基本的事柄と降圧チョッパ回路の動作原理について理解できる。
14週 直流チョッパ2 昇圧チョッパ,昇降圧チョッパの動作原理について理解できる。
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合85000150100
基礎的能力0000000
専門的能力85000150100
分野横断的能力0000000