英語演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語演習Ⅲ
科目番号 0083 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 Extreme Strategies for the TOEIC Listening and Reading Test (松柏社)
担当教員 村田 和穂,村端 啓介

到達目標

1.TOEIC受験に必要不可欠な基本的な英文法を理解できる。
2.TOEIC受験に必要な基本的語彙を習得できる。
3.TOEIC受験の際に身に着けておくべき受験スキルを学び、得点アップにつなげることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ビジネスシーンにおける複合的な英文法を理解して、それを問う問題の正解を短時間で導ける。高校レベルの基本的な英文法を理解して、それを問う問題の正解を導ける。高校レベルの基本的な英文法を理解できず、それを問う問題の正解を導けない。
評価項目23000語レベルの発展的な語彙を習得して、それを問う問題の正解を短時間で導ける。1500語レベルの基本的な語彙を習得して、それを問う問題の正解を導ける。1500語レベルの基本的な語彙を習得しておらず、それを問う問題の正解を導けない。
評価項目3TOEIC受験の際に身に着けておくべき受験スキルを自分に合った形で活用し、大幅な得点アップにつなげることができる。TOEIC受験の際に身に着けておくべき受験スキルを理解し、得点アップにつなげることができる。TOEIC受験の際に身に着けておくべき受験スキルを理解できず、得点アップにつなげることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この講義では、冬休み明けに行われるTOEIC 校内IPテストでの個人スコアアップを目的とし、実践的な方法で「文法事項の復習」と「語彙力増強」、そしてTOEIC受験のスキルアップを図ることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業の前半は、語彙力増強と本人の自学自習状況を促進するために、短文のwebニュースをベースとしたプリント配布教材を副教材として利用する。その後にメインテキストを使用して、重要フレーズ・重要センテンスの確認→問題の実践を行っていく。
TOEIC IPテスト終了後は、口語表現の習得のため、映画のディクテーションを中心とした授業を展開する。
注意点:
・ プリント教材をきちんと保管し、定められた期限までに課題を終えて必ず提出する。
・授業中の私語や居眠り、遅刻を慎むこと。(過度な授業中の私語は退室を命じる。また度が過ぎた居眠りは出席とみなさないので注意すること)
・大教室使用の場合は、教卓のある前方につめて着席すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業のガイダンス
News Up To Date 第1週
・この講義の概要について理解する
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
2週 News Up To Date 第2週
TOEICテスト Part 1 & 5 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 1 & 5 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
3週 News Up To Date 第3週
TOEICテスト Part 2 & 6 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 2 & 6 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
4週 News Up To Date 第4週
TOEICテスト Part 3 & 7 (single passage) 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 3 & 7 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
5週 News Up To Date 第5週
TOEICテスト Part 4 & 7 (multiple passage) 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 4 & 7 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
6週 News Up To Date 第6週
TOEICテスト Part 1 & 5 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 1 & 5 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
7週 News Up To Date 第7週
TOEICテスト Part 2 & 6 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 2 & 6 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
8週 後期中間テスト
4thQ
9週 News Up To Date 第8週
TOEICテスト Part 3 & 4 & 6 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 3 & 4 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
10週 News Up To Date 第9週
TOEICテスト Part 1 & 2 & 5 & 7 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 1 & 2 & 5 & 7 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
11週 News Up To Date 第10週
TOEICテスト Part 3 & 4 & 7 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 3 & 4 & 7 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
12週 News Up To Date 第11週
映画ディクテイション①
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・日本語字幕なしで映画を視聴し、映画のワンシーンについてを説明できる。
13週 News Up To Date 第12週
映画ディクテイション②
・直近・日本語字幕なしで映画を視聴し、映画のワンシーンについてを説明できる。一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
14週 News Up To Date 第13週
TOEICテスト Part 2 & 3 & 5 & 7 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 2 & 3 & 5 & 7 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
15週 News Up To Date 第14週
TOEICテスト Part 4 & 7 対策
・直近一週間の英文記事について、英語で文章を読める。
・TOEICテスト Part 4 & 7 対策問題に取り組み、効果的な学習法を学ぶ。
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力600000060
専門的能力0000000
分野横断的能力000040040