概要:
3年生の英語コミュニケーションAでは、教科書の奇数レッスンを対象として授業を行う。語彙力の増強と1・2年生で習得した英文法の総復習を行う。また教科書による授業と並行してTOEIC Bridgeの模擬テストを行い、4年生でのTOEIC IP 一斉テストを想定した実戦形式で語彙力・文法力の確認を行う。
授業の進め方・方法:
授業は教科書をもとにした講義中心で、板書も行う。また各レッスンに付随した小テスト・TOEIC Bridge模擬テストも並行して行う。
注意点:
教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること。また長期休暇中は与えられた課題をこなし、休暇明けの課題試験にきちんと備えること。課題試験のウェイトは定期試験と同等とする。冬休み明けには英語運用能力実力テストのA.C.E.テストを実施するが、こちらの結果は平均点を基にしてA.C.E.テストスコアを調整後、春・夏課題試験と同じウェイトで総合成績に加味する。週の授業時間数は、前期1(90分)+後期2(90分×2)。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
課題試験の返却・解説 授業の Introduction
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課題試験を自己採点し、なぜ間違ったかを確認できる。授業の概要を理解できる。
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2週 |
Chapter 1 The Legacy of Kano Jigoro ① Part 1
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嘉納治五郎の生涯とその功績を時系列を追って理解できる。
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3週 |
② Part 2
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時間的順序を示すディスコースマーカーを理解できる。
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4週 |
③ Part 3 |
例示・列挙・新情報の追加の表現を意識して読むことができる。
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5週 |
④ Part 4 |
それぞれのディスコースマーカーと、その後に続く内容を把握できる。
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6週 |
Chapter 3 Mona Lisa ーThe Way to Fameー ① Part 1 |
モナ・リザが有名な絵となった経緯を理解できる。
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7週 |
② Part 2
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言い換え、要約・結論を示すディスコースマーカーを理解できる。
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8週 |
前期中間試験
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2ndQ |
9週 |
③ Part 3 |
原因・理由と結果の表現を理解できる。
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10週 |
④ Part 4
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それぞれのディスコースマーカーと、その後に続く内容を把握できる。
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11週 |
Chapter 5 Life and Tax ① Part 1 |
日本とフィンランドの税制の違いを読み取り、それぞれの特徴を理解できる。
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12週 |
② Part 2
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逆説・対比のディスコースマーカーを理解できる。
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13週 |
③ Part 3 |
スキャンニングを実施する上でのキーワードを見つけ出すことができる。
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14週 |
④ Part 4
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スキミングを実施する上でのキーワードを見つけ出すことができる。
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15週 |
前期末試験 |
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16週 |
前期末試験答案返却・解説
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後期 |
3rdQ |
1週 |
夏課題試験答案の返却・解説
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夏課題試験を自己採点し、なぜ間違ったかを確認できる。
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2週 |
Chapter 7 Expanding World Population ① Part 1
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世界人口がどのように変遷しているかを読み取ることができる。
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3週 |
② Part 2
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グラフの数字に関わる表現を理解することができる。
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4週 |
③ Part 3
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グラフの数字を把握しながら、グラフに示された内容を理解できる。
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5週 |
④ Part 4
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グラフの数字を読み取った上で、英文に書かれた内容を理解できる。
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6週 |
Chapter 9 Theories about Dinosaur Extinction ① Part 1 |
3人の生徒の主張の内容を理解させ、それぞれの意見の違いを把握することができる。
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7週 |
② Part 2
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主張している内容の根拠とその結論を理解できる。
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8週 |
後期中間試験
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4thQ |
9週 |
③ Part 3
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主張が示されている表現を探し出し、主張の要点を理解できる。
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10週 |
④ Part 4 |
主張の根拠の例示と、根拠の例示から導かれる結論を理解し、英文のパラグラフ構成を理解できる。
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11週 |
Chapter 11 Why do we lie? ① Part 1 |
人はどの程度の頻度でうそを言っているのかを理解できる。
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12週 |
② Part 2
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うその仕組みを解明する実験の内容とその結果を理解できる。
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13週 |
③ Part 3
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未知語を文脈の中で類推することができる。
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14週 |
④ Part 4 |
うその仕組みを解明する実験の内容がどのパラグラフ構成方法で展開されているかを理解できる。
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15週 |
学年末試験
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16週 |
学年末試験答案の返却と解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。 | 3 | |
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。 | 3 | |
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。 | 3 | |
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。 | 3 | |
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。 | 3 | |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。 | 3 | |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。 | 3 | |
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 3 | |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 3 | |