卒業研究

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0061 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 8
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:4
教科書/教材
担当教員 石川 洋平,松野 哲也,内海 通弘,菅沼 明,森 紳太朗,松野 良信,嘉藤 学,ゴーチェ ロビック,原 武嗣,森山 英明,野口 卓朗

到達目標

1.研究テーマに関する研究論文・文献を読み,テーマに関する専門知識を身に付け,取り組む課題の問題を理解できる.
2.研究テーマに関する課題を解決するために計画を立て,実験等を行い,研究を進めることができる.
3.得られた研究成果を口頭発表および論文で説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1研究テーマに関する研究論文・文献を読み,テーマに関する専門知識を身に付け,取り組む課題の問題を明確に理解できる.研究テーマに関する研究論文・文献を読み,テーマに関する専門知識を身に付け,取り組む課題の問題を理解できる.研究テーマに関する研究論文・文献を読まず,取り組む課題の問題を理解できない.
評価項目2
評価項目3研究テーマに関する課題を解決するため,主体的に計画を立て,実験等を行い,研究を進めることができる.研究テーマに関する課題を解決するために計画を立て,実験等を行い,研究を進めることができる.研究テーマに関する課題を解決するための計画を立てることができず,研究を進めることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
卒業研究は他の教科目と異なり,単に専門分野に関する知識を修得するだけではなく,未だ解決されていない課題を見い出し,認識を深め,その解決への道程を自ら切り開くものである。研究テーマは様々であるため,課題やその解決手段もそれぞれ異なる。
卒業研究の目標は,各分野の認識を深めるだけでなく,課題に取り組むことを通して,卒業してからも技術者として常に要求される資質(探求心や向上心)・研究能力などを獲得することである。また,より高度な実践的な知識や学際性,独創性を体得することも合わせて要求される。
授業の進め方・方法:
卒業研究は他の教科目と異なり,単に専門分野に関する知識を修得するだけではなく,未だ解決されていない課題を見い出し,認識を深め,その解決への道程を自ら切り開くものである。研究テーマは様々であるため,課題やその解決手段もそれぞれ異なる。
卒業研究の目標は,各分野の認識を深めるだけでなく,課題に取り組むことを通して,卒業してからも技術者として常に要求される資質(探求心や向上心)・研究能力などを獲得することである。また,より高度な実践的な知識や学際性,独創性を体得することも合わせて要求される。
注意点:
本科で学習した学識を総合化させることはもとより、研究テーマに関連した専門科目を深く認識するとともに、一方で、解析や分析に必要な応用数学や統計学、現象を理解するのに必要な応用物理学、また文献を読んだり、論文をまとめるために必要な国語力や英語力を必要とする。
評価は以下の項目で行う。各項目について5段階で評価する。           
1.研究の取組と論文評価 
①論文は一般的な研究論文の書き方に従って書かれていたか。
②研究目的は現状の課題・問題を把握し,従来の研究との比較も含めて、適切に設定されていたか。
③研究方法は適切であったか。
④結果および考察は適切であったか。
⑤図や表は適切であったか。
⑥研究に関する文献を読む等して,研究内容の理解に努めたか。
⑦自発的に計画を立てて研究を行えるようになったか。
⑧担当教員が指示したデザイン能力育成のための取組を行ったか。
2.発表評価                                 
⑨発表要旨(前刷り、予稿等)は一般的な発表要旨の書き方に従って書かれていたか。
⑩発表資料はわかりやすく作成されていたか。 
⑪究内容の説明は適切であったか。
⑫質疑に対する応答は適切であったか。

評価項目1・2および評価項目3における論文は担当教員が評価し、評価項目3における口頭発表は学科の全教員で評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 各研究室の卒業研究の内容を理解できる.
2週 研究の計画 研究テーマに関する課題を理解できる.
3週 研究の計画 研究テーマとおおよその研究計画が決定できる.
4週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
5週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
6週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
7週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
8週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
2ndQ
9週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
10週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
11週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
12週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
13週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
14週 中間発表準備 口頭発表により研究の経過を論理的に伝えることができる.
15週 中間発表準備 口頭発表により研究の経過を論理的に伝えることができる.
16週
後期
3rdQ
1週 卒業研究中間発表会 口頭発表により研究の経過を論理的に伝えることができる
2週 研究の再検討 中間発表での質疑応答をふまえ,研究内容の再検討・修正ができる.
3週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
4週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
5週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
6週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
7週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
8週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
4thQ
9週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
10週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
11週 研究の実施 自主的に研究背景の調査,実験等を行い、実験結果の検討および考察ができる.
12週 卒業研究最終発表会の準備 口頭発表のための資料を作成できる.
13週 卒業研究最終発表会 口頭発表により研究の結果を論理的に伝えることができる.
14週 卒業論文の作成 文章により研究の結果を論理的に伝えることができる.
15週 卒業論文の作成 文章により研究の結果を論理的に伝えることができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0000000
専門的能力05000500100
分野横断的能力0000000