情報ネットワーク

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報ネットワーク
科目番号 0077 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 コンピュータネットワーク;宮原秀夫・尾家祐二著/共立出版
担当教員 嘉藤 学

到達目標

1.コンピュータネットワークの基本的な仕組みと要素技術を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータネットワークの基本的な仕組みと要素技術を的確に説明できるコンピュータネットワークの基本的な仕組みと要素技術を説明できるコンピュータネットワークの基本的な仕組みと要素技術を説明できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2

教育方法等

概要:
 ワールドワイドウェブ(WWW: World Wide Web)が1989年に開発されて1993年頃から広く普及して以来、インターネットは我々の社会生活になくてはならないものとなっている。我々の社会にはインターネットを始め、さまざまなコンピュータネットワークが存在するが、それらの果たす役割は大きい。
 本授業の目標は、コンピュータネットワークの基本的な仕組みおよび要素技術を理解することである。具体的には、コンピュータネットワークの一つとしてインターネットに着目し、インターネットの仕組み、発展の歴史および現状を学ぶ。また、ネットワークアーキテクチャとは何かということを理解し、コンピュータの相互接続のための国際規格であるOSI参照モデルおよび各層の機能について知る。さらに、物理層における電気的特性、メディアアクセス方式、誤り制御技術、フロー制御技術、経路制御技術を学ぶ。
授業の進め方と授業内容・方法:
 教科書、Web等を用いて授業で扱う内容を調べ、その後、講義形式で説明を受けるという進め方をする。あらかじめ調べた内容は課題として提出する。また、授業で扱った計算等の課題を通して理解を深める。
注意点:
 特になし。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 ・ガイダンス
・情報通信白書
・情報通信白書を読み、日本における情報通信白書の現状を知る
2週 ・ネットワークの効用
・ネットワークのハードウェア構成
・ネットワークの効用を説明できる
・ネットワークのハードウェアの構成を説明できる
3週 ・ネットワークのソフトウェア構成 ・ネットワークのソフトウェアの構成を説明できる
・プロトコルとは何かを説明できる
4週 ・ネットワークのソフトウェア構成 ・TCP/IPとは何かが説明できる
・インターネットにおける階層化モデルの各層の機能を説明できる
5週 ・IPアドレス ・IPアドレスの10進数・2進数の変換ができる
6週 ・IPアドレス ・サブネット化に関する計算ができる
7週 ・各層のプロトコル(トランスポートプロトコル、インターネットプロトコル、データリンクプロトコル、物理層) ・クライアントサーバモデルを説明できる
・トランスポートプロトコルのTCPとUDPの概要を説明できる。ポート番号を説明できる
・インターネットプロトコルのIPの概要を説明できる
・MACアドレスとARPを説明できる
8週 ・前期中間試験
9週 ・テスト返却と解説
・インターネットの歴史
・試験の解答を通して理解を深める
・インターネットの簡単な歴史について説明できる
10週 ・ネットワークコマンド ・各種のネットワークコマンドの機能を知り、実行できる
11週 ・ドメインネームシステム(DNS) ・DNSシステムの仕組みを説明できる
12週 ・ネットワークアーキテクチャ ・OSI参照モデル、対等通信、各層の機能を説明できる
13週 ・ネットワーク接続機器 ・リピータ、ブリッジ、ルータ、ゲートウェイについて説明できる
14週 ・インターネットプロトコルIP ・インターネットプロトコルIPの機能としてフラグメンテーション(断片化)を説明できる
15週 ・前期末試験
16週 ・テスト返却と解説
・前期のまとめ
・試験の解答を通して理解を深める
・前期の学習内容をまとめ、それらの応用について学習する
後期
1週 ・物理層 ・伝送媒体の帯域制限による波形歪みを説明できる
2週 ・物理層 ・ベースバンド伝送方式、帯域伝送方式を説明できる
3週 ・物理層 ・変調速度、伝送速度を計算で求めることがでる   
・最大伝送速度を計算することができる
4週 ・物理層 ・信号の多重化について説明できる
5週 ・メディアアクセス制御 ・メディアアクセス制御とは何かを説明できる
・純アロハ方式を説明できる
6週 ・メディアアクセス制御 ・スロット化アロハ方式を説明できる
・CSMA方式を説明することができる
7週 ・メディアアクセス制御 ・イーサネットについて説明することができる
・CSMA/CD方式を説明することができる
8週 ・後期中間試験
9週 ・テスト返却と解説
・メディアアクセス制御
・試験の解答を通して理解を深める
・トークンパッシング方式を説明できる
・トークンパッシング方式のネットワーク利用率を計算することができる
10週 ・誤り制御 ・誤り制御とは何かを説明することができる
11週 ・誤り制御 ・CRC符号を求めることができる
・生成多項式をもとにCRCチェックビットを生成するレジスタ回路の構成図を書くことができ、回路の状態遷移を求めることができる
12週 ・誤り制御 ・ARQ方式について説明できるる 
・TCPにおける誤り制御を説明できる
13週 ・フロー制御 ・フロー制御・輻輳制御とは何かを説明できる
・ウィンドウフロー制御方式について説明できる
14週 ・経路制御 ・経路制御とはなにかを説明できる
・ダイクストラ法で最短経路を求めることができる
15週 ・学年末試験
16週 ・テスト返却と解説
・後期のまとめ
・試験の解答を通して理解を深める
・後期の学習内容をまとめ、それらの応用について学習する

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000