到達目標
1.文献情報や特許情報の情報収集ができる。
2.EXCELを利用したデータ処理、化学に関する計算、統計処理ができること。
3.与えられた課題に対してPowerPointを利用したプレゼンテーションを行うことができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文献情報や特許情報の情報収集ができ、さらに収集した情報を整理できる。 | 文献情報や特許情報の情報収集ができる。 | 文献情報や特許情報の情報収集ができない。 |
評価項目2 | EXCELを利用したデータ処理、化学に関する計算。また、どの処理を行えばよいか判断し、統計処理ができる。 | EXCELを利用したデータ処理、化学に関する計算、統計処理ができる。 | EXCELを利用したデータ処理、化学に関する計算、統計処理ができない。 |
評価項目3 | 与えられた課題に対してPowerPointを利用したプレゼンテーションを理論的に行うことができる。 | 与えられた課題に対してPowerPointを利用したプレゼンテーションを行うことができる。 | PowerPointを利用したプレゼンテーションを行うことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
IT(情報技術)の急速な進展はメディアの状況を大きく変え、私たちと情報の関係は複雑多様になっている。情報化時代にいかにメディアと向き合い、情報を活用するかが大きな課題になり、メディアリテラシー、情報リテラシーへの関心が高まっている。このように,現在では,コンピュータの利用ができる能力に加え,情報そのものを,いろいろな手段を使って収集し,それらを選択・加工し,発信し,さらに蓄積していくことができることが必要である.本授業の目標は,コンピュータを使用し,情報を収集,加工,発信,蓄積ができることである。
授業の進め方・方法:
授業は情報処理センターで以下の授業計画の内容について講義および演習形式で行う.定期試験も含め、PCを利用して行う。また、プレゼンテーションも実施する。
注意点:
1,2年次での「情報処理基礎」「情報処理」を基礎とするその応用的科目である.主としてMicrosoft社のWord,Excel,Power Pointを使用するが,基本的な使用方法は習得しているものとして講義を行うので,講義前に十分に利用法を復習しておくこと.また,授業中に修得した技術を利用して解くレポートを課す。さらにプレゼンテーションも実施するのでそれらの準備を十分にすること.なお,手書きのレポートは認めない.LMS(Blackboard)を利用するため、校内のネットワークを利用するためのID、パスワードを把握しておくこと。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 情報の信頼性 |
情報とはなにか、情報の信頼性について説明できる。
|
2週 |
情報の収集1 |
インターネットを利用して学術情報の検索ができる。
|
3週 |
情報の収集2 |
インターネットを利用して特許情報の検索ができる。 特許情報を整理してパテントマップを作成することができる。
|
4週 |
EXCELの基礎1 |
EXCELの基本操作ができる。
|
5週 |
IF関数とグラフ |
IF関数を使った条件判定ができる。 データに適したグラフを作成できる。
|
6週 |
LOOKUP関数 |
LOOKUP関数を使用できる。
|
7週 |
求積 |
EXCELを利用して、複雑な関数の面積を求めることができる。
|
8週 |
【前期中間試験】 |
|
2ndQ |
9週 |
反応速度 |
反応速度式をもとに、化学の濃度が逐次計算できる。
|
10週 |
統計 |
EXCELを利用してデータの簡単な統計処理ができる。 データをもとに、いくつかの検定ができる。
|
11週 |
プレゼンテーション1 |
プレゼンテーションをするに当たっての心構え、資料の作成法を知る。
|
12週 |
PowerPointの基礎 |
PowerPointの基本操作ができる。
|
13週 |
PowerPointの基礎2 |
PowerPointを利用して様々な図が作成できる。
|
14週 |
プレゼンテーション2 |
与えられた課題に対してプレゼンテーションを実施できる。
|
15週 |
【前期末試験】 |
|
16週 |
テスト返却と解説 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報の意味と情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を理解し活用できる。 | 3 | |
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。 | 3 | |
数値計算の基礎が理解できる | 3 | |
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 60 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |