卒業研究

科目基礎情報

学校	有明工業高等専門学校	開講年度	平成30年度 (2018年度)
授業科目	卒業研究
科目番号	0046	科目区分	専門 / 必修
授業形態	実験・実習	単位の種別と単位数	履修単位: 3
開設学科	物質工学科	対象学年	4
開設期	後期	週時間数	後期:3
教科書/教材
担当教員	小林 正幸,冨永 伸明,劉 丹,榎本 尚也,田中 康徳,出口 智昭,近藤 満,藤本 大輔,大河平 紀司,内田 雅也,伊原 伸治

到達目標

１．研究テーマに関する背景，目的を把握し，取り組む課題の問題を理解できる．
２．研究テーマに関する課題を解決するために計画を立て，実験等を行い，研究を進めることができる．
３．得られた研究成果をレポートで説明できる．

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安(可)	未到達レベルの目安
評価項目1	研究テーマに関する研究論文・文献を読み，テーマに関する背景，目的を把握し，取り組む課題の問題を明確に理解できる．	研究テーマに関する研究論文・文献を読み，テーマに関する背景，目的を把握し，取り組む課題の問題を理解できる．	研究テーマに関する研究論文・文献を読まず，取り組む課題の問題を理解できない．
評価項目2	研究テーマに関する研究論文・文献を読み，テーマに関する背景，目的を把握し，取り組む課題の問題を明確に理解できる．	研究テーマに関する課題を解決するために計画を立て，実験等を行い，研究を進めることができる．	研究テーマに関する課題を解決するための計画を立てることができず，研究を進めることができない．
評価項目3	得られた研究成果をレポートで分かりやすく，正しく説明できる．	得られた研究成果をレポートで説明できる．	得られた研究成果をレポートで説明できない．

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 （工学の専門知識：工学の専門知識を深く理解できること）

教育方法等

概要:

卒業研究は他の教科目と異なり，単に専門分野に関する知識を修得するだけではなく，未だ解決されていない課題を見い出し，認識を深め，その解決への道程を自ら切り開くものである。研究テーマは様々であるため，課題やその解決手段もそれぞれ異なる。
卒業研究の目標は，各分野の認識を深めるだけでなく，課題に取り組むことを通して，卒業してからも技術者として常に要求される資質（探求心や向上心）・研究能力などを獲得することである。また，より高度な実践的な知識や学際性，独創性を体得することも合わせて要求される。

授業の進め方・方法:

担当教員の指導のもと，研究テーマの背景，目的，実験方法など研究の概要について理解する。また，研究を遂行するための基礎技術を身に着け，研究に応用する。

注意点:

本科で学習した学識を総合化させることはもとより、研究テーマに関連した専門科目を深く認識するとともに、一方で、解析や分析に必要な応用数学や統計学、現象を理解するのに必要な応用物理学、また文献を読んだり、論文をまとめるために必要な国語力や英語力を必要とする。
評価はレポートにより評価する。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	全体ガイダンス	卒業研究の概要について理解できる．
		2週	5年生中間発表の聴講	5年生の卒業研究の中間発表を聴講することで，様々な研究の概要を理解できる．
		3週	研究室の配属およびガイダンス	研究室でのルール，研究に対する様々な注意点を理解できる．
		4週	研究テーマの設定 研究テーマの設定	自らもしくは教員から設定した研究テーマの研究の背景や目的を理解できる．
		5週	研究テーマの設定	自らもしくは教員から設定した研究テーマの研究の背景や目的を理解できる．
		6週	研究の計画	自主的に研究背景の調査を行い，実験計画を立てることができる．
		7週	研究の計画	自主的に研究背景の調査を行い，実験計画を立てることができる．
		8週	専攻科生特別研究Ⅰ，Ⅱの発表会の聴講	専攻科生の発表を聴講することで，様々な研究の概要を理解できる．
	4thQ
		9週	研究の実施	計画を基に実験等を行い，実験結果の検討および考察ができる．
		10週	研究の実施	計画を基に実験等を行い，実験結果の検討および考察ができる．
		11週	5年生卒業研究発表の聴講	5年生の卒業研究の発表を聴講することで，様々な研究の概要を理解できる．
		12週	研究の実施	計画を基に実験等を行い，実験結果の検討および考察ができる．
		13週	研究の実施	計画を基に実験等を行い，実験結果の検討および考察ができる．
		14週	レポート作成	研究の目的，背景，得られた成果をレポートにまとめることができる．
		15週	レポート作成	研究の目的，背景，得られた成果をレポートにまとめることができる．
		16週

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	0	0	0	0	100	0	100
基礎的能力	0	0	0	0	0	0	0
専門的能力	0	0	0	0	100	0	100
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0