エネルギー工学

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 エネルギー工学
科目番号 0052 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 資源・エネルギー工学要論;世良 力著/東京化学同人
担当教員 宮本 信明

到達目標

1 エネルギーに関する基礎知識と現状を理解できる.
2 エネルギーに関する問題点について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1エネルギーに関する基礎知識と現状を十分に理解できる. エネルギーに関する基礎知識と現状を理解できる. エネルギーに関する基礎知識と現状を理解できない.
評価項目2エネルギーに関する問題点について詳細に説明できる.エネルギーに関する問題点について説明できる.エネルギーに関する問題点について説明できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習教育到達目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会における,エネルギー源の確保と保全について理解を深め,資源・エネルギー・環境の関連性について学ぶ.
授業の進め方・方法:
教科書に載っている基本的な内容を説明した後,最新の新聞記事やニュースなどを紹介する.必要に応じて,受講者に意見を言ってもらう.興味や関心を持ってもらう授業にする.
注意点:
新聞や雑誌TVのニュースで取り上げられるエネルギーに関する情報に関心を持ち,エネルギーと社会の関わりについて十分注意を払うことが大切である.最終成績は後期2回の試験の平均点だけで算出する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 エネルギーの基礎1 エネルギーに関する基礎的事項を説明できる.
エネルギー資源の概況について理解できる.
2週 エネルギーの基礎2 世界のエネルギー問題の現状および将来について説明できる.
日本のエネルギー問題について説明できる.
3週 化石エネルギー1 化石エネルギーの基本事項を説明できる.
石炭と石油の化石エネルギーの実態について理解できる.
4週 化石エネルギー2 天然ガス,シェールオイルなどの化石エネルギーの実態について説明できる.
化石エネルギーの問題点を理解できる.
5週 電気エネルギー1 発電システムの基本事項を理解できる.
各国の電力事情について理解できる.
6週 電気エネルギー2 燃料電池の現状と問題点を理解できる.
電力自由化について説明できる.
7週 復習と演習 今までの復習と過去の試験問題を解答し,今までの内容を理解できる.
8週 【後期中間試験】
4thQ
9週 自然エネルギー1 自然エネルギーの基本事項を理解できる.
水力,地熱,太陽エネルギーの現状と問題点を説明できる.
10週 自然エネルギー2 風力,バイオマス,その他新エネルギーの現状と問題点を説明できる.
自然エネルギーの将来を説明できる.
11週 核エネルギー1 原子力発電の基本事項を理解できる.
原子力発電の現状と課題について説明できる.
12週 核エネルギー2 核燃料サイクルと核廃棄物処理の現状と問題点を理解できる.
核の最終処分について説明できる.
13週 省エネルギー1 省エネの基本事項を理解できる.
エネルギー生産効率の向上,エネルギーの回収利用について現状と課題を説明できる.
14週 省エネルギー2 我が国の省エネの実績と問題点を理解できる.
身近なところでの省エネの必要性などを説明できる.
15週 【後期末試験】
16週 テスト返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000