電気工学基礎

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気工学基礎
科目番号 0054 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 工専学生のための電気基礎/コロナ社
担当教員 浦塚 精

到達目標

1 直流回路、電気磁気学、交流回路、電子工学、電子回路の基礎理論について理解でき、適切に計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1直流回路、電気磁気学、交流回路、電子工学、電子回路の基礎理論について詳細に理解でき、適切に計算できる。直流回路、電気磁気学、交流回路、電子工学、電子回路の基礎理論について理解でき、適切に計算できる。直流回路、電気磁気学、交流回路、電子工学、電子回路の基礎理論について理解できず、適切に計算できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気工学の発展はめざましく、広くいろいろな分野で利用されている。この科目では、直流回路、電気磁気学、交流回路、電子工学・電子回路の基礎理論について学びます。
授業の進め方・方法:
講義を主体とし、実物を紹介しながら授業を行う。
注意点:
物理で学んだ電気分野との関連が深い。最終成績は通年4回の試験の点数の平均点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電流と電圧 電流と電圧について理解できる。また、その計算ができる。
2週 オームの法則 オームの法則を説明できる。また、それを利用することができる。
3週 抵抗の合成 抵抗の合成を理解できる。また、その計算ができる。
4週 ブリッジ回路 ブリッジ回路を理解できる。
5週 キルヒホッフの法則 キルヒホッフの法則を理解できる。また、その計算ができる。
6週 電力・電力量 電力・電力量を理解できる。また、その計算ができる。
7週 電池、熱電現象 電池の種類を理解できる。熱電現象について説明できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 磁気に関するクーロンの法則 磁気に関するクーロンの法則について理解できる。また、その計算ができる。
10週 磁気誘導 磁気誘導について理解できる。
11週 電流と磁気 電流と磁気について理解できる。また、その計算ができる。
12週 磁気回路 磁気回路について理解できる。また、その計算ができる。
13週 静電気に関するクーロンの法則 静電気に関するクーロンの法則について理解できる。また、その計算ができる。
14週 コンデンサ コンデンサについて理解できる。また、容量合成の計算ができる。
15週 前期末試験
16週 テスト返却と解説
後期
3rdQ
1週 交流の波形 交流の波形について理解できる。また、その計算ができる。
2週 交流回路 交流回路について理解できる。また、その計算ができる。
3週 共振回路 R-L-C直列共振回路について理解できる。また共振周波数の計算ができる。
4週 交流電力 有効電力・無効電力・皮相電力について理解できる。また、それらの計算ができる。
5週 変圧器・電動機 変圧器・電動機について理解できる。
6週 シーケンス制御 シーケンス制御について理解できる。
7週 三相誘導電動機の始動回路 三相誘導電動機の全電圧始動回路について理解できる。また、それを書くことができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 半導体 導体・絶縁体・半導体について理解できる。
10週 ダイオード ダイオードの原理、性質について理解できる。
11週 整流回路 半波整流、全波整流について理解できる。
12週 ブリッジ整流回路 ブリッジ整流回路について理解できる。また、それを書くことができる。
13週 トランジスタ・増幅回路 トランジスタの原理、増幅回路について理解できる。
14週 電子計算機 電子計算機の原理、構成を理解できる。
15週 学年末試験
16週 テスト返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000