概要:
この授業は、英語の「読み」・「書き」・「話す」・「聞く」の4つの技 能の中の「読み」の能力の養成 に重点が置かれる。そのためには語彙力 強化が不可欠であることは大前提である。英語で書かれた文章を速 く正 確に理解することは、今日のグローバル化時代の国際社会人として要求さ れる能力となっている。英語 のこの分野の能力は英語の実際的な運用能 力を測る指標としての TOEIC の試験で試される技能の1つでもあ る。 この授業では、1 月に校内で実施される TOEIC の試験の Reading Section のスコアを伸ばすことができる ように、英文を速く正確に読むためのス キルを学生に習得させ、同時に語彙力の増強を図る。また、TOEIC 試 験 の Reading Section の出題形式に準じた練習問題を実際に解いていく過 程で、学生の全体的な英語運用能 力を高めることも目標としている。
授業の進め方・方法:
講義と発表を中心に進めていく。
注意点:
評価方法:各定期試験の成績 80%、レポート・ノート等の提出物や小テス トの成績 20%の比率で評価 評価基準:60 点
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 2 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 2 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 2 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 2 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 2 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 2 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 2 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 2 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 2 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 2 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 2 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 2 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 2 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | |