到達目標
1.大気圏・水圏・土壌圏などで構成される地球環境の特徴について理解できること.
2.地球環境の破壊・汚染の現状を化学的側面から理解できること.
3.化学物質のリスクや環境への影響及び評価法について理解できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 大気圏・水圏・土壌圏などで構成される地球環境の特徴について詳細に説明できること. | 大気圏・水圏・土壌圏などで構成される地球環境の特徴について説明できること. | 大気圏・水圏・土壌圏などで構成される地球環境の特徴について説明できない. |
評価項目2 | 地球環境の破壊・汚染の現状を化学的側面から詳細に説明できること. | 地球環境の破壊・汚染の現状を化学的側面から説明できること. | 地球環境の破壊・汚染の現状を化学的側面から説明できない. |
評価項目3 | 化学物質のリスクや環境への影響及び評価法について原理や手法が詳細に説明できる. | 化学物質のリスクや環境への影響及び評価法について基礎的な原理や手法が説明できる. | 化学物質のリスクや環境への影響及び評価法について基礎的な原理や手法が説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-1
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学習・教育到達度目標 B-4
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教育方法等
概要:
科学技術の進歩は我々の生活に多大な貢献をもたらしてきたが,一方では大気圏・水圏・土壌圏などで構成される地球環境を破壊してきた.また,工業化学物質による生態系汚染やヒトの健康に対する影響も顕在化している.本講義では,これら環境問題の実態を化学的側面から理解し,その原因・対策について考察する.
授業の進め方・方法:
板書(パワーポイントを含む)による講義により授業を進めます.
注意点:
4年時までの関連科目の理解が低い場合は,理解度を高めておくこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 人間活動と環境問題 |
人間活動とそれに伴う環境問題について理解する
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2週 |
環境中の物質循環 |
環境中の物質循環について理解する。
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3週 |
環境中の物質循環 |
環境中の物質循環について理解する。
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4週 |
大気の化学 |
大気圏における化学について理解する 大気圏の化学物質挙動を理解する。 大気圏の現状と対策を理解する。
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5週 |
海洋および陸水の化学 |
する。 水圏の化学物質挙動を理解する。
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6週 |
海洋および陸水の化学 |
水圏の現状と対策を理解する。
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7週 |
土壌の化学 |
土壌における化学について理解する 土壌の化学物質挙動を理解する。 土壌の現状と対策を理解する。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
テスト返却 化学物質と生態系 |
化学物質と生態系について理解する。
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10週 |
化学物質による環境汚染 |
化学物質による環境汚染について理解する。
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11週 |
環境分析・モニタリング |
環境分析手法やモニタリングの原理、方法を理解する。
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12週 |
化学物質のリスク評価 |
化学物質のリスク評価の基本的概念について理解する。
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13週 |
化学物質のリスク評価 |
化学物質のリスク評価手法について理解する。
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14週 |
環境の保全 |
環境保全対策について理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
テスト返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。 | 4 | |
生態ピラミッドについて理解している。 | 4 | |
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。 | 4 | |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について理解している。 | 4 | |
有害物質の生物濃縮について理解している。 | 4 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について理解している。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |