到達目標
1.ワークショップの企画・運営に関わる基本的な技術や知識について説明することができる。
2.出題された問いに対する解を,グループワークで導き出すことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ワークショップの企画・運営に関わる基本的な技術や知識について適切に説明することができる。 | ワークショップの企画・運営に関わる基本的な技術や知識について説明することができる。 | ワークショップの企画・運営に関わる基本的な技術や知識について説明することができない。 |
評価項目2 | 出題された問いに対する適切な解を,グループワークで導き出すことができる。 | 出題された問いに対する解を,グループワークで導き出すことができる。 | 出題された問いに対する解を,グループワークで導き出すことができない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では,「都市デザイン」に関わる基本事項を学習します。
都市デザインにおいて,デザインの対象となる都市空間は,様々な価値観を持つ人々による生活の舞台です。また,空間のスケールも様々です。
ゆえに,都市デザインは,商品生産等の工業デザインのようには進められません。インテリアや建築のデザインとも,そのやり方は異なります。
わが国における都市デザインは,1960年代終盤から1970年代にかけて誕生しました。当時は,都市空間を巨大な構造物として捉え,建築をデザインするように都市空間をデザインするものが,都市デザインであると考えられることもありました。しかし,現在は,こうした認識で都市デザインが語られることは,まずありません。対象とするスケールは異なっていても,都市と市民の関わりを育みつつ,都市デザインを多様な主体による協働作業として捉えることが大切であると考えられています。
そこで,本科目では,以下を目的として授業を行います:その支援ツールとして「ワークショップ」に注目し,多様な主体による協働作業としての都市デザインを進める過程で有用となる知識・技術について,基本的な事項を身につけること。
授業の進め方・方法:
本科目では,講義だけでなく,グループワークを積極的に取り入れ,授業を行います。こうした授業を行うにあたり,全てのグループワークに対し,主体的に参加することを受講者の皆さんに求めます。
なお,グループワークでは,ランダムでグループ編成を行います。“仲の良い人同士”という括りを出て,グループワークに取り組むことが,科目の性格上,必要だと考えているためです。
注意点:
授業には,予習をして臨んでください。授業後には,個人作業として,「ふりかえりシート」をつくってもらいます。これは,各回ワークでの学びをより確かなものにするためにつくってもらうものであり,各回の取り組みをそれぞれが振り返り,気づきを記録するものです。このほか,グループワークの一環として,事前調査やまとめ作業を行うことがあります。
本科目は,4年次の「都市計画」に続くものです。「都市計画」では十分に扱えなかった「参加」「協働」「ガバナンス」等についても,本科目で学習して欲しいと考えています。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション |
本科目の目的と構成,進め方,ならびに評価方法等を知る。
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2週 |
都市デザインの流れと方法1 |
都市デザインの流れと方法(大枠)について知る。
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3週 |
都市デザインの流れと方法2 |
都市デザインの流れと方法(大枠)について知る。
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4週 |
ワークショップの企画・運営(導入)その1 |
ワークショップの企画・運営方法(導入)を理解できること。
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5週 |
ワークショップの企画・運営(ファシリテーション1)その2 |
ワークショップの企画・運営方法(ファシリテーション)を理解できること。
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6週 |
ワークショップの企画・運営(コンセプトデザイン1)その3 |
ワークショップの企画・運営方法(コンセプトデザイン)を理解できること。
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7週 |
ワークショップの企画・運営(ワークショップとは何か,コンセプトデザイン2)その4 |
ワークショップとは何か,を理解できること。 ワークショップの企画・運営方法(コンセプトデザイン)を理解できること。
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8週 |
ワークショップの企画・運営(コンセプトデザイン3,ファシリテーション2)その5 |
ワークショップとは何か,を理解できること。 ワークショップの企画・運営方法(コンセプトデザイン,ファシリテーション)を理解できること。
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4thQ |
9週 |
中間総括 |
前回までの学習内容(都市デザインとワークショップ,およびワークショップの企画・運営方法)の確認をする。
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10週 |
ワークショップの空間デザインへの応用1 |
ワークショップの企画・運営方法(コンセプトデザイン,ファシリテーション)を理解できること。
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11週 |
ワークショップの空間デザインへの応用2 |
空間デザインプロセスへのワークショップの応用方法を理解できること。
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12週 |
ワークショップの空間デザインへの応用3 |
空間デザインプロセスへのワークショップの応用方法を理解できること。
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13週 |
ワークショップの空間デザインへの応用4 |
空間デザインプロセスへのワークショップの応用方法を理解できること。
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14週 |
ワークショップの空間デザインへの応用5 |
空間デザインプロセスへのワークショップの応用方法を理解できること。
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15週 |
発表会と最終総括 |
空間デザインプロセスへのワークショップの応用方法を理解できること。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 20 |