人文社会科学特論

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 人文社会科学特論
科目番号 004 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 プリント配布,参考図書は適宜紹介する
担当教員 竹本 仁美

到達目標

1.自然現象と人間活動が密接に関わっていることについて、その特徴や課題を正しく理解し、自分の言葉で他者に説明できる。
2.活断層の活動について,変動様式,分布地域,危険度について理解し,他者に説明することができる。
3.第四紀学的研究方法の原理と特徴について理解し,その活用方法について説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然現象と人間活動が密接に関わっていることについて、その特徴や課題を正しく理解し、さまざまな事例に応用させながら自分の言葉で他者に説明できる。自然現象と人間活動が密接に関わっていることについて、その特徴や課題を正しく理解し、自分の言葉で他者に説明できる。自然現象と人間活動が密接に関わっていることについて、その特徴や課題を正しく理解・説明できない。
評価項目2活断層の活動について,変動様式,分布地域,危険度について理解し,具体的なデータを適切に示しながら他者に説明することができる活断層の活動について,変動様式,分布地域,危険度について理解し,他者に説明することができる.活断層の活動について,変動様式,分布地域,危険度について理解することができない.
評価項目3第四紀学的研究方法の原理と特徴について理解し,その活用方法についてさまざまな事例を引用しながら説明することができる.第四紀学的研究方法の原理と特徴について理解し,その活用方法について説明することができる.第四紀学的研究方法の原理と特徴について理解し,その活用方法について説明することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自然現象にはさまざまな側面があり、自然災害を引き起こすような現象もその一つに挙げられます。自然は人間活動にも密接に関わっており、自然災害はつねに人間活動のすぐそばにあります。自然をより深く理解し、自然災害と向き合うために、さまざまな角度からひとつの自然現象をとらえる、分野横断的な見方が求められています。この授業では、おもに活断層が引き起こす地形や環境の変化が私たちにどのように影響を及ぼしてくるのかを、多角的な視点で考察することを目的にしています。自然現象の仕組みとその現象を理解するための研究手法について学び、基礎知識を応用させながら考える力を身につけましょう。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行います。配布資料を中心に授業を進めます。WebGISや気候シミュレーションのデータを利用する場を適宜設定し、基礎知識を応用させながら理解を深めます。単元や内容によって、グループワークを取り入れることもあります。この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポート等を実施します。
注意点:
授業時間内に内容を理解できるように、集中して授業を受けてください。授業後は配布資料や授業内で提示した論文、参考文献を活用して復習を行ってください。新しく知った用語について調べたり、地図帳やWebGISを積極的に活用しましょう。
本授業の評価は、以下の割合で行います。定期テスト70%,ポートフォリオ30%(毎授業後に提出するコメントペーパー20%,レポート課題10%)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業内容の説明
第四紀とはなにか
第四紀とはなにか理解し、第四紀を対象として研究を行う重要性について説明できる。
2週 地震発生の原理 地震がどのようにして発生するのか理解し、説明できる。
3週 活断層とは何か 活断層の定義や変動様式を理解し、説明できる。
4週 活断層の認定 活断層を認定するための手法について理解する。
5週 活断層と地震災害 活断層が引き起こす地震災害について理解する。
6週 身近にある活断層 身近な地域にある活断層について理解し、分布地域や危険度について説明できる。
7週 活断層研究の実際(1) 活断層に関連する研究論文を読み、内容を理解する。
8週 活断層研究の実際(2) 活断層に関連する研究論文を読み、内容を理解する。
4thQ
9週 古環境復元の意義と手法 第四紀の環境復元を行う意義について理解し、説明できる。
第四紀学的研究手法についての基礎知識を得る。
10週 花粉分析(1) 花粉分析の原理と手法について理解する。
11週 花粉分析(2) 花粉分析データの読み解き方について理解する。実際のデータから環境復元を行い、その根拠について説明できる。
12週 花粉分析学的研究の実際 花粉分析を用いた研究論文を読み、内容を理解する。
13週 地形変動と古環境変化 断層活動に伴う地形変動が周囲に与える影響について理解し、具体的に説明できる。
14週 第四紀学的研究手法の活断層研究への応用 異なる研究手法を組み合わせた多角的な視点で活断層をとらえることについて、これまでの知識を踏まえて考察する。
15週 期末試験 これまでの学習を踏まえ、到達目標を達成できているか、確認できる。
16週 授業の振り返り(テスト返却と解説) これまでの学習を踏まえ、到達目標を達成できているか、確認できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000