到達目標
1.代表的なメカトロニクス製品の構造やその構造に用いられるセンサ,アクチュエータ,メカニズムについて理解できる.
2.代表的なメカトロニクス製品の計測制御のあらましについて理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 代表的なメカトロニクス製品の構造やその構造に用いられるセンサ,アクチュエータ,メカニズムについて詳細に理解できる. | 代表的なメカトロニクス製品の構造やその構造に用いられるセンサ,アクチュエータ,メカニズムについて理解できる. | 代表的なメカトロニクス製品の構造やその構造に用いられるセンサ,アクチュエータ,メカニズムについて理解でない. |
評価項目2 | 代表的なメカトロニクス製品の計測制御のあらましについて詳細に理解できる. | 代表的なメカトロニクス製品の計測制御のあらましについて理解できる. | 代表的なメカトロニクス製品の計測制御のあらましについて理解でない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
メカトロニクスは、安川電機の技術者であった森徹郎によって特許出願された和製英語であり,電子制御を用いた機械装置のことを言う.本講座では,主として機械専攻以外の学生を対象に代表的なメカトロニクス製品を題材としてそのメカニズムの概要を解説し,どのように電子制御を取り入れているのかを学びます.
授業の進め方・方法:
座学による授業を実施して試験とポートフォリオ(授業後のレポート課題)にて評価します.
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
メカトロニクス概説 |
ガイダンス,メカトロニクスについて語源,歴史,定義,効果,要素,応用例が理解できる.
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2週 |
メカニクス系モデル基礎1 |
メカニクス系の制御対象について運動方程式で表現することができる.
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3週 |
メカニクス系モデル基礎2 |
メカニクス系の制御対象について仮想仕事の原理やラグランジュ法を利用して運動方程式で表現することができる.
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4週 |
メカニクス系制御工学基礎1 |
メカニクス系の伝達関数,状態方程式,といった制御工学の基礎を理解できる.
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5週 |
メカニクス系制御工学基礎2 |
メカニクス系のフィードバック制御と安定不安定について理解できる.
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6週 |
台車1 |
車輛制御モデルの表現手法を理解できる.
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7週 |
台車2 |
車輛制御モデルの解析手法を理解できる.
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8週 |
中間試験 |
振り返りとして中間試験を実施する.
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4thQ |
9週 |
倒立振子1 |
倒立振子モデルの表現手法を理解できる.
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10週 |
倒立振子2 |
倒立振子モデルの解析手法を理解できる.
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11週 |
レーダーアンテナ1 |
レーダーアンテナモデルの表現手法を理解できる.
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12週 |
レーダーアンテナ2 |
レーダーアンテナモデルの解析手法を理解できる.
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13週 |
ロボットアーム1 |
ロボットアームモデルの表現手法を理解できる.
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14週 |
ロボットアーム2 |
ロボットアームモデルの解析手法を理解できる.
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
テスト返却と解説,成績確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 制御 | 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。 | 4 | 後11 |
ブロック線図を用いてシステムを表現することができる。 | 4 | 後11 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 10 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 10 |