到達目標
1.他者の発信した情報や意見を理解し、自らの情報や意見を他者に伝える能力を習得する
2.第三者の考えを通して日本語で正確に自分の意志内容を伝達できる能力および自分の考えを人前で表明できる能力を習得する
3.日本語によるコミュニケーションを適切にできる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 他者の発信した情報や意見を理解し、自らの情報や意見を他者に伝える能力が的確に習得できる。 | 他者の発信した情報や意見を理解し、自らの情報や意見を他者に伝える能力を習得できる | 他者の発信した情報や意見を理解し、自らの情報や意見を他者に伝える能力を習得できていない |
評価項目2 | 第三者の考えを通して日本語で正確に自分の意志内容を伝達できる能力および自分の考えを人前で表明できる能力が的確にできる | 第三者の考えを通して日本語で正確に自分の意志内容を伝達できる能力および自分の考えを人前で表明できる能力を習得できる | 第三者の考えを通して日本語で正確に自分の意志内容を伝達できる能力および自分の考えを人前で表明できる能力を習得できていない |
評価項目3 | 日本語によるコミュニケーションが的確にできる。 | 日本語によるコミュニケーションを適切にできる | 日本語によるコミュニケーションを適切にできない |
学科の到達目標項目との関係
学習教育到達目標 A-1
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学習教育到達目標 A-3
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教育方法等
概要:
4年次「日本語コミュニケーション」の授業で実践した事を更に発展させて、日本語を的確に理解し適切に表現する能力を養うとともに自己表現能力を伸ばし他人に日本語で正確に自己の思考内容を伝達出来る態度及び第三者の考えを聞きそれに対する自己の考えを表明する能力が習得出来る事を目標とする。
授業の進め方・方法:
日本語で書かれた評論文・新聞・雑誌等の記事を通して読解力・表現力を磨き、その能力の更なる向上を図る。更に4年次「日本語コミュニケーション」の授業で実践したスピーチや所感文の相互批評を通して日本語表現能力を定着させる為により深く少人数のメリットを生かしながら教員の個別指導による実践応用力習得の為の科目である。
したがって授業は従来の講義形式ではなく、有明高専独自で編纂したテキストを使用し、毎回演習方式を導入し、諸君の興味ある課題を中心に取り上げそれに基づく要約、レポートの学生による相互批評、教員による添削指導などを毎回実施する。
こうした演習を通して毎回の提出課題の内容に対して自分の感じたこと、考えた事を筋道を立てて批評出来る力が自ずと習得出来ることを最終目標としている。
①コラムの要約を演習することにより、他者の文章の趣旨を的確に把握する力をつける。
②日本語dictationの演習を毎回受けることにより日本語の聞き取りと漢字力を身につける。
③1.000字近くの小論文の演習により論理的な日本語表現能力を身につける。
すなわち他者の発信した情報や意見を理解し、自らの情報や意見を他者に伝える能力を身につけること。 A-3(f):<日本語によるコミュニケーションを適切にできること>という教育目標の達成に向けて本科5年間で培ってきた日本語運用能力をさらに発展させ、第三者の考えを通して日本語で正確に自分の意志内容を伝達できる能力および自分の考えを人前で表明できる能力を評価する。
注意点:
漢字検定試験2級程度の語彙力。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
日本語の文章を理解する(2) ~受講者相互評価&個人添削指導~ |
社説の要約演習+意見所感文の作成 [清書]が出来る
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2週 |
日本語の文章を理解する(3) ~受講者相互評価&個人添削指導~ |
社説の要約演習+意見所感文の作成 [下書]が出来る
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3週 |
日本語の文章を理解する(4) ~受講者相互評価&個人添削指導~ |
社説の要約演習+意見所感文の作成 [清書]が出来る
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4週 |
日本語の文章を理解する(5) ~受講者相互評価&個人添削指導~ |
社説の要約演習+意見所感文の作成 [下書&清書]が出来る
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5週 |
総合課題レポート成績総括 |
個人別成績一覧による担当教官との 個人面談と助言
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6週 |
期末試験 |
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7週 |
テスト返却と解説 |
解説を聞き、理解不足の点を補う事が出来る
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 4 | |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 4 | |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 4 | |
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。 | 4 | |
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。 | 4 | |
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。 | 4 | |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 10 | 10 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 80 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 |