英語コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語コミュニケーションⅠ
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 15 selected Units of English through the News Media
担当教員 山崎 英司

到達目標

1.英文 paragraph 構成方法の理解
2.スキャンリーディング能力の習得
3.Context や時事情報を活用しての、未知の単語の意味の類推

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1main idea を support する details を合理的に分類することができる。 topic sentence と supporting detailsを 区別できる。 topic sentence と supporting detailsの区別がつかない。
評価項目2英文の中から必要な情報の場所を予想して、速やかに見つけることができる。 英文を精読し、時間をかければ必要な情報を見つけることができる。 英文を精読し、時間をかけても必要な情報を見つけることができない。
評価項目3英文 context や時事情報を活用して、未知の英単語の意味を類推し、その推測を論理的に説明できる。 時事情報を活用して、未知の英単語の意味を類推し、その推測を説明できる。 英文Contextや時事情報を活用しても、未知の英単語の意味を類推できない。

学科の到達目標項目との関係

学習教育到達目標 A-1 説明 閉じる
学習教育到達目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ある一定の分量の英文を速く正確に読むための skill を学ぶ。 また自身を取り巻く社会情勢や経済状況に対するアンテナを持ち、自己決断力と情報収集能力の獲得を図る。
授業の進め方・方法:
時事英語にまつわるテキストを用いて、英文速読に欠かせないパラグラフ構成の知識、main idea, supporting details の見つけ出し、スキャンリーディングスキルを各レッスンで学ぶ。また副教材として短文の英語Webニュースサイトを引用した「Up To Date」というプリント教材を利用し、直近の社会情勢などを英語で読み取り、意見を交わすトレーニングを行う。
注意点:
テキストおよび副教材は必ず忘れずに持参すること。紛失したり、持参忘れした場合はこちらからコピーを提供するが、最寄りの定期テストからもれなく減点を行うものとする。 前期のみ開講(1週当たり90分×1コマ)。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit 1 パナマ文書と情報漏洩
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
Tax Havenと世の中のお金の流れを把握する
2週 Unit 2 お笑い芸人の又吉さんの芥川賞受賞
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
出版業界とマスメディアの関係を理解する
3週 Unit 3 ロシア・スポーツ界のドーピング問題
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
スポーツ分野における科学技術の光と闇を理解する
4週 Unit 4 アフリカからヨーロッパへ向かう難民問題
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
世界における難民問題について考える
5週 Unit 5 自転車で北極圏を渡る人たち
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
なぜ中東の難民が北欧を目指すのか推測する
6週 Unit 6 待機児童問題
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
少子化と子供へのサービス低下の悪循環について考える
7週 Unit 7 iPS細胞による眼球組織の再生
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
最先端の再生医療技術について理解する
8週 中間試験
2ndQ
9週 Unit 8 囲碁名人と人工知能との闘い
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
ディープラーニングの可能性について学ぶ
10週 Unit 9 2016リオ・オリンピック、パラリンピックでの選手たちの活躍
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
アスリートたちが活躍できる社会環境について考える
11週 Unit 10日本人のノーベル生理学医学賞と物理学賞受賞
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
基礎研究の重要性とその将来について考える
12週 Unit 11 Brexit(イギリスのEU離脱)について
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
ポピュリズムと排他主義の問題について考える
13週 Unit 12 イスラム過激派ボコ・ハラムの脅威
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
男女同権や教育を攻撃対象とする原理主義について考察する
14週 Unit 13 鷹匠による違法ドローンの捕獲について
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
先端技術と伝統技法のマッチングについて考える
15週 Unit 14 デジタル文化の中でのアナログへの熱愛
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
人々のレトロ技術へのノスタルジーについて考える
16週 Unit 15 イギリスプレミアリーグにおける岡崎選手の活躍
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
地元チームの活躍がもたらす経済効果と、海外企業によるチーム買収問題を考える

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め英語のつづりと音との関係を理解できる。4
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。4
英語の発音記号を見て、発音できる。4
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。4
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。4
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。4
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。4
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。4
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。4
英語運用能力向上のための学習相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、自分や身近なことについて基本的な表現を用いて話す場合、その内容を聴いて理解できる。4
自分や身近なことについて、前もって準備をすれば毎分100語程度の速度で約1分間の口頭説明ができる。4
相手が明瞭に毎分100語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なことについて口頭で簡単なやり取りや質問・応答ができる。4
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報(例:実験成果など)や考えについて、前もって準備をすれば毎分120語程度の速度で約2分間の口頭説明ができる。4
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、繰り返しや言い換えを交えて話し、適切な助言、ヒント、促しなどが与えられれば、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えについて口頭でやり取りや質問・応答ができる。4
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。4
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。4
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000