到達目標
1.辞書を用いずに、短時間である程度まとまった英文の大意を把握することができる。
2.(その一方で)辞書を用いて、一語一句をゆるがせにしない読み方で、英語で書かれた長文を正確に理解することができる。
3.最終的には、1と2の理想的な統合「短時間にできるだけ多くの英文を正確に読むことができる」を目指す。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | テキスト『Technical Skills for Extensive and Intensive Reading』について、日頃から計画的に自学することができる。内容を自主的に読み進めるができ、自国と異なる歴史や文化を英語で説明できる。 | テキストについて、授業中に積極的に学習し、授業を受けながら内容を読み進めることができる。自国と異なる歴史や文化を日本語を交えた説明できる。 | テキストについて、自学や授業での学習が足りず、内容を理解することができない。自国と異なる歴史や文化の説明ができない。 |
評価項目2 | 教材の中の文法事項の発展的内容を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,情報や考えなどについて,詳しく書いたり発表したりすることができる。などについて,詳しく書いたり発表したりすることができる。 | 各教材の中の文法事項を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについて,書いたりすることができる。 | 読教材の中の文法事項を身に付けておらず、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについてもまとめたりすることができない。 |
評価項目3 | 教材と同レベル以上の英文を読んだり聞いたりして、内容を英語で説明できる。 | 教材の英文を読んだり聞いたりして、内容を日本語を交えた英語で説明することができる。 | 教材について英語をスクリプトを見ながら読んだり聞いたりしても、説明ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-1
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学習・教育到達度目標 A-3
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教育方法等
概要:
リーディングはコミュニケーションの4技能の中の基本であり、リーディング力を高めるのに「精読」は不可欠である。しかし、精読にこだわるあまり、時間のかかりすぎる読解では実用性がない。一方、「多読(速読)」も漫然と読み進めるだけでは真の実力は身につかない。要は、知りたい情報の内容や目的に応じて、読みのスピードを変えることである。大量の文字情報の中から必要な情報の書かれてある部分を素早く見つけ出し(多読・速読)、その情報を正確に読み取る(精読)ための効果的なリーディングスキルを習得する。
授業の進め方・方法:
隔週ごとに速読と精読に特化した授業を行う。速読には集中力と積極性が、精読には時間をかけた丁寧な予習が必要とされる。英語の実力を向上させるために真剣に授業及び課題に取り組んでもらいたい。
注意点:
評価方法:定期試験は行わない。各25点の小テストを4回行い、合計点を成績とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Introduction |
ガイダンスとテキストの「序章」の内容説明。
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2週 |
Introduction(続) |
(1) context clues, (2) skimming, (3) scanning を理解し使用できる。
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3週 |
Chapter 1:Save One life and You Save the Entire World(速読) |
上記の、(1)、(2)、(3)を応用し、辞書を引かずに(語注のみを頼りに)、「ホロコースト」についての英文を短時間に読み、内容を説明できる。
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4週 |
Chapter 1(精読) |
「杉原千畝」についての英文を辞書を引きながら丁寧に読み進め、内容を正確に説明できる(予習不可欠)。
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5週 |
Chapter 2:Ways to get Rid of Discrimination(速読) |
「差別(discrimination) 」についての英文を、短時間に読み、内容を説明できる。
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6週 |
Chapter 2(精読) |
「左利きと同性愛」についての英文を辞書を引きながら丁寧に読み進め、内容を正確に説明できる(予習不可欠)。
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7週 |
Chapter 3:American President(速読) |
「リンカーン」についての英文を、短時間に読み、内容を説明できる。
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8週 |
Chapter 3(精読)(確認テスト1回) |
「ホワイトハウスの庭」についての英文を辞書を引きながら丁寧に読み進め、内容を正確に説明できる(予習不可欠)。
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2ndQ |
9週 |
Chapter 4:Marine Mammals(速読) |
「ジュゴンとマナティー」についての英文を、短時間に読み、内容を説明できる。
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10週 |
Chapter 4(精読)(確認テスト2回) |
「グレートバリアリーフ」についての英文を辞書を引きながら丁寧に読み進め、内容を正確に説明できる(予習不可欠)。
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11週 |
Chapter 5:Changes and Wars in the 20th Century(速読) |
「20世紀の変化と戦争」についての英文を、短時間に読み、内容を説明できる。
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12週 |
Chapter 5(精読)(確認テスト3回) |
「紛争と戦争(Conflicts and War)」についての英文を辞書を引きながら丁寧に読み進め、内容を正確に説明できる(予習不可欠)。
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13週 |
Chapter 6:Whale Hunting |
「捕鯨(Whale Hunting)」についての英文を、短時間に読み、内容を説明できる。
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14週 |
Chapter 6(精読) |
「日本の捕鯨の歴史」についての英文を辞書を引きながら丁寧に読み進め、内容を正確に説明できる(予習不可欠)。
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15週 |
最終確認テスト(第4回)と総括 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |