英語コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語コミュニケーションⅠ
科目番号 AC001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 配布プリント(Up To Dateほか)
担当教員 山崎 英司

到達目標

1.ニュース英語における paragraph 構成方法の理解
2.スキャンリーディング能力の習得
3.Context や時事情報を活用しての、未知の単語の意味の類推
4.TOEICテストのスコアアップにつながる語彙力の増強

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1main idea を support する details を合理的に分類することができる。 topic sentence と supporting detailsを 区別できる。 topic sentence と supporting detailsの区別がつかない。
評価項目2英文の中から必要な情報の場所を予想して、速やかに見つけることができる。 英文を精読し、時間をかければ必要な情報を見つけることができる。 英文を精読し、時間をかけても必要な情報を見つけることができない。
評価項目3英文 context や時事情報を活用して、未知の英単語の意味を類推し、その推測を論理的に説明できる。 時事情報を活用して、未知の英単語の意味を類推し、その推測を説明できる。 英文Contextや時事情報を活用しても、未知の英単語の意味を類推できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ある一定の分量の英文を速く正確に読むための skill を学ぶ。 また自身を取り巻く社会情勢や経済状況に対するアンテナを持ち、自己決断力と情報収集能力の獲得を図る。
授業の進め方・方法:
短文の英語Webニュースサイトを引用した「Up To Date」というプリント教材を利用し、直近の社会情勢などを英語で読み取り、意見を交わすトレーニングを行う。Up To Dateには自宅学習用の部分も含まれている。その中で英文速読に欠かせないパラグラフ構成の知識、main idea, supporting details の見つけ出し、スキャンリーディングスキルを各レッスンで学ぶ。
また中学までで既出の語彙・文法を定着させるため、前期中間試験まではTOEICにおける基礎的な語彙増強のドリルを授業中に行う。
リスニング能力増強のために映画のシーンを利用したディクテイションを定期的に行い、定期試験にもその内容を反映させる。
注意点:
前週に課されたプリントは忘れずに持参し、授業開始時に提出すること。授業中や授業後の提出は受理しない。紛失したり前週の授業を欠席した場合は、山崎教員室前のポストより予備のコピーを自分で取って課題をこなして持参すること。ポートフォリオから減点する。 前期のみ開講(1週当たり90分×1コマ)。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 News Up To Date 1週目
TOEIC Bridge ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 1)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
2週 News Up To Date 2週目
TOEIC Bridge ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 2)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
3週 News Up To Date 3週目
TOEIC Bridge ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 3)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
4週 News Up To Date 4週目
映画を用いたディクテイション①
対話のロールプレイ
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
日常生活などについてのナチュラルスピードの英語を聞いて、内容を理解できる
ジェスチャーなどを交えてコミュニケーションを図ることができる
5週 News Up To Date 5週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 4)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
6週 News Up To Date 6週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 5)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
7週 News Up To Date 7週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 6)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
映画における口語表現の語彙力・文法を理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 News Up To Date 8週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 7)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
10週 News Up To Date 9週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 8)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
11週 News Up To Date 10週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 9)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
12週 News Up To Date 11週目
映画を用いたディクテイション②
対話のロールプレイ
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
13週 News Up To Date 12週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 10)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
14週 News Up To Date 13週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 11)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
TOEICテスト用の語彙力を増やせる
15週 News Up To Date 14週目
TOEIC L&R TEST ヴォキャブラリー徹底演習(Drill 12)
直近1週間のできごとを英字新聞で読み解ける
映画における口語表現の語彙力・文法を理解できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前4
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前7
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前7
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。4前12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。4前12
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。4前12
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4前12
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。4前12
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前12
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前12
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前12
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前12

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000