特別実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 特別実習Ⅰ
科目番号 AC023 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 特になし
担当教員 下田 誠也,岩下 勉

到達目標

1.実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,その本質を理解できること.
2.実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,自ら取り組み,実習現場において経験する実務上の課題を解決し,適切に対応することができること.
3.実習の成果を口頭発表およびレポートで説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,その本質を明確に理解できること.実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,その本質を理解できること.実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,その本質を理解できない.
評価項目2実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,主体的に取り組むことができ,実習現場において経験する実務上の課題を解決するための適切な対応ができること.実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,取り組むことができ,実習現場において経験する実務上の課題を解決するための対応ができること.実習現場において,現場担当者から与えられた課題に対し,自ら取り組むことができない.
評価項目3実習の成果を口頭発表およびレポートで詳細に説明できること.実習の成果を口頭発表およびレポートで説明できること.実習の成果を口頭発表およびレポートで説明できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
 専攻科を修了する学生は,将来的には,技術者としては企業で働く可能性が高い.学外で実習を体験することで,企業での技術者の実態,すなわち技術者の実務内容を実際に見聞し,また一部を体験することによって,技術者とはどのようなものなのか学校では得られなかった情報が得られる.また,そのことにより企業人,社会人としての心構えを身につけることもできる.すなわち企業人の一日の生活日程から仕事の分野,各担当部門の役目,守らねばならない規律,そして現在の企業で行われている技術水準など多彩な情報が得られる.まさに“百聞一見に如かず”である.またその情報から省みていま学校で学習しておくべきことが明確に把握できると思われる.自分の将来の進路あるいはどのような技術分野に進もうとしているのか,それにふさわしい実習先を開拓する必要がある.企業側の受け入れもさまざまな困難や問題を抱えているので,早めに実習先の候補を決め,企業側とのコンタクトをとる必要がある.
 なお,本科目では,SDGsのうち「11.住み続けられるまちづくり」について学ぶ.
授業の進め方・方法:
派遣先にて実習を行う.期間は10日以上である.
毎日の実習には,しっかり準備をして臨むこと.
注意点:
本科では、基礎的な学習に力点が置かれているため、十分な学外実習の時間を取ることができなかったが、専攻科では応用力を身につけるためにも、これを必修の特別実習として位置付けている.本科で学んだことおよび専攻科で学習していることを、実際の現場で実践的に学習することに意義がある.また、専攻科修了後、実社会で勤務する場合の実務の内容を知ることによって、専攻科で学ぶ学問の必要性、重要性を認識してもらうための動機付けとしても意味があるし、学校では学びにくい実社会の仕事の種々な内容、それに対する企業の取り組み方、組織の実態などを考察させることに意味がある.

評価方法は実習報告書および報告会での発表により,以下の項目について総合的に評価する.ただし,必要に応じて受け入れ先からの評価も加味する.
①実習で与えられた課題に対して,その本質が示されたか.(実習内容や課題の理解)
②実習で与えられた課題に対して,自ら取り組んだことが示されていたか.(実習への積極性と実務の完遂)
③発表資料は適切に作成されていたか.
④実習内容等を説明することができたか.
⑤質疑に対する応答は適切であったか.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
2週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
3週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
4週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
5週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
6週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
7週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
8週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
2ndQ
9週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
10週 派遣先での実習 実習現場において,現場担当者から与えられた課題を理解,取り組むことができること.
11週 報告書作成 実習成果について,レポートにまとめることができること.
12週 報告書作成 実習成果について,レポートにまとめることができること.
13週 発表会資料作成 実習成果について,発表のための資料を作成できること.
14週 発表会資料作成 実習成果について,発表のための資料を作成できること.
15週 発表会 実習成果について,発表資料を使い口頭で説明でき,質疑に対して応対できること.
16週 予備
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0000000
専門的能力05000500100
分野横断的能力0000000