到達目標
1.班員と協力し,計画的に実験を遂行することができる。さらに,出身学科の実験では指導者的見地で実験を遂行することができる。
2.学際的知識を理解し,実践・活用することができる。
3.実験した内容および結果を報告書にまとめ,期限までに提出することができる。
4.実験の意図する課題を自ら理解し,論理的に報告書に記載することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 積極的に班員と協力し,計画的に実験を遂行することができる。さらに,出身学科の実験では積極的に指導者的見地で実験を遂行することができる。 | 班員と協力し,計画的に実験を遂行することができる。さらに,出身学科の実験では指導者的見地で実験を遂行することができる。 | 班員と協力し,計画的に実験を遂行することができない。出身学科の実験では指導者的見地で実験を遂行することができない。 |
評価項目2 | 学際的知識を理解し,積極的に実践・活用することができる。 | 学際的知識を理解し,実践・活用することができる。 | 学際的知識を理解し,実践・活用することができない。 |
評価項目3 | 実験した内容および結果を論理的な日本語で報告書にまとめ,期限までに提出することができる。 | 実験した内容および結果を報告書にまとめ,期限までに提出することができる。 | 実験した内容および結果を報告書にまとめ,期限までに提出することができない。 |
評価項目4 | 実験の意図する課題を自ら理解し,論理的思考を加えたうえで報告書に表現することができる。 | 実験の意図する課題を自ら理解し,論理的に報告書に記載することができる。 | 実験の意図する課題を自ら理解し,論理的に報告書に記載することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習教育到達目標 B-3
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学習教育到達目標 B-4
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教育方法等
概要:
本校では,本科4年次から専攻科2年次までの4年間に相当する学習・教育に対して,一貫した1つの教育プログラムとして「複合生産システム工学」を設定している。本プログラムでは,工業生産活動(機械・電気・電子情報・物質・建築)における諸課題を自ら発掘し,多角的な視点から問題を解決し,ものづくりを行う能力を育成することを目指している。そのために本科5学科の特長をベースとして,各学科の基礎実験をすべての専攻科生が学習することにより,専門技術の深さだけでなく工学分野における技術の幅の広さを身につけることができる。
授業の進め方・方法:
それぞれの学科の基礎実験(工作実習も含む)を,他の4学科の出身学生に対して行う。なお,自分の出身学科が行う実験に当たっては,出身学科学生は,担当教員のチューターとして,各担当教員の補佐を勤める。
注意点:
本実験では,5学科を順次巡り,各学科で用意した実験を行う。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
A:エンジンの分解組立 B:材料試験 C:熱電対の検定 |
A:エンジンの分解組立をすることで構造や組立技法を考察し理解できる。 B:材料の機械的特性を試験結果から考察し理解できる。 C:熱電対の検定を正しくできる。
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2週 |
A:エンジンの分解組立 B:材料試験 C:熱電対の検定 |
A:エンジンの分解組立をすることで構造や組立技法を考察し理解できる。 B:材料の機械的特性を試験結果から考察し理解できる。 C:熱電対の検定を正しくできる。
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3週 |
A:エンジンの分解組立 B:材料試験 C:熱電対の検定 |
A:エンジンの分解組立をすることで構造や組立技法を考察し理解できる。 B:材料の機械的特性を試験結果から考察し理解できる。 C:熱電対の検定を正しくできる。
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4週 |
A:サーボモータの特性 B:高圧水銀灯の特性試験 |
A:交流二相サーボモータの伝達関数を求め,その特性が理解できる。 B:高圧水銀灯の特性試験を通して,水銀灯の特性を理解できる。
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5週 |
A:CR発振回路 B:気中火花放電特性 |
A:CR発振回路について理解し,測定できる。 B:高電圧実験の基礎である空気中における放電特性を理解するとともに,極性効果について理解できる。
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6週 |
A:オペアンプの特性 B:直流分巻電動機 |
A:オペアンプの特性について理解し,測定できる。 B:直流分巻電動機の起動方法,速度制御方法,回転方向の転換について理解できる。
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7週 |
UNIXサーバマシンの使用 |
WebサーバであるUNIXサーバマシンにログインし,基本的なUNIXコマンドを使うことができる。
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8週 |
Webページ作成(1) |
HTML言語でWebページを記述できる。
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2ndQ |
9週 |
Webページ作成(2) |
Javascript言語を用いて動きのあるWebページを記述できる。
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10週 |
口腔細胞からのDNAの抽出 |
細胞からDNAが抽出できることを理解できる。
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11週 |
アルコールデヒロゲナーゼ遺伝子のPCRによる増幅 |
PCR法で調べた遺伝子が増幅できることを理解できる。
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12週 |
電気泳動による増幅産物の分離・分析 |
増幅産物を分析することで遺伝子の異変が調べられることを理解できる。
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13週 |
コンクリートの調合設計および打設準備 |
コンクリートの調合設計を理解できる.および,コンクリートの打設準備を理解できる.
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14週 |
コンクリートの調合設計における含水補正および打設 |
コンクリートの調合設計における含水補正を理解できる.および,コンクリートの打設を理解できる.
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15週 |
コンクリートの 1 週強度 |
コンクリートの 1 週強度(圧縮強度および割裂強度)を理解できる.
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16週 |
レポート返却と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学リテラシー | 工学リテラシー | 物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。 | 4 | |
基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。 | 4 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の取扱いに慣れ、安全に実験を行うことができる。 | 4 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の進め方について理解し、実践できる。 | 4 | |
実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。 | 4 | |
実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |