ユニバーサルデザイン

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ユニバーサルデザイン
科目番号 0031 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 授業での配付プリント
担当教員 藤原 ひとみ

到達目標

1.ユニバーサルデザインが生まれた背景、歴史、理念、現状のひろがり、今後の発展動向等を理解できる。
2.ユニバーサルデザインの観点から、現状の社会環境を見直し、改善案、あるいは新たな提案を提示できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1ユニバーサルデザインが生まれた背景、歴史、理念、現状のひろ がり、今後の発展動向等、を深く理解し詳細に説明できる。ユニバーサルデザインが生まれた背景、歴史、理念、現状のひろがり、今後の発展動向等、を理解し 説明できる。ユニバーサルデザインが生まれた背景、歴史、理念、現状のひろがり、今後の発展動向等、を説明で きない。
評価項目2ユニバーサルデザインの観点から、現状の社会環境を見直し、改 善案、あるいは新たな提案を提示でき、詳細に説明できる。ユニバーサルデザインの観点から、現状の社会環境を見直し、改善案を提示でき、説明できる。ユニバーサルデザインの観点から、現状の社会環境を見直し、改善案を提示できず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-4

教育方法等

概要:
アメリカで生まれたユニバーサルデザインが、日本で強く意識されはじめたのは、超高齢化社会の到来に直面した1990 年代後半であるといわれている。「改造または特別な設計を必要とすることなしに、可能な最大限の範囲内で全ての人が使用することのできる製品、環境、計画及びサービスの設計」を意味するこの言葉は、急速な高齢化の進展と共に一気に普及し、「今や、ユニバーサルデザインに配慮しないと、製品は売れなくなった」とまでいわれている。
今後、ものづくりに携わっていく者として、21 世紀の基本コンセプトとなるであろうユニバーサルデザインという理念について学ぶ必要があり、具体的には次の授業目標を達成することを求める。
[1] ユニバーサルデザインが生まれた背景、歴史、理念について理解できること。
[2] 製品開発におけるユニバーサルデザインの取り入れ方について理解できること。
[3] ユニバーサルデザインと関連する諸政策について理解できること。
[4] 身の回りの製品、環境、あるいは制度やシステム等について、ユニバーサルデザインの観点から、その善し悪しを判断でき、改善案、あるいは新たな提案を提示できること。
授業の進め方と授業内容・方法:
1)ユニバーサルデザインについての理解の程度を評価する。
2)提案内容の創造性や独創性、およびレポートや発表会でのプレゼンテーションについてのわかりやすさを評価する。
3)この科目は学習単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを実施する。具体的には注意点を参照。
注意点:
すべての人々にとって使いやすい生活製品、家電・OA 機器、住宅、都市環境、制度など多様な分野に関わる問題であるため、本校専攻科すべての専攻分野にまたがる幅広い専門知識と学際性、ものづくりで養われた実践的な創造性、論理的思考と課題探求能力が必要である。
諸外国も含め、あらゆる分野にわたるユニバーサルデザインの事例を書物やインターネットから集めて研究し、またその中から改善が必要と思われる事例についてとりあげ、改善の提案をする。そのため、授業時間以外での資料収集作業や創造作業が必要である。先行事例などをインターネットや書籍で予習して授業に望むこと。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
後期
1週 ユニバーサルデザインについて学ぶ ユニバーサルデザインの7つの原則について説明できる
2週 同上 高齢者や障害のある人の不便さについて説明できる。
3週 同上 ユニバーサルデザインを考える上で重要なヒューマンスケールについて説明できる。
4週 同上 ユニバーサルデザインを考える上で重要な人間工学について説明できる。
5週 同上 ユニバーサルデザインを考えるうえで考慮すべき色の効果について説明できる
6週 同上 パッケージデザインとユニバーサルデザインの評価手法について説明できる
7週 同上 第三者への安全配慮としてキッズデザインについて説明できる
8週 同上 だれにも暮らしやすい社会の創設に向けて説明できる。
9週 提案作成 事例発掘と提案づくり
1)ユニバーサルデザインを充分に理解した上で、現状の社会環境を見直し、身の回りの製品、環境、あるいは制度やシステム等について、その善し悪しを判断でき、ユニバーサルデザインの観点から、詳細な分析または改善案、あるいは新たな提案を提示できる。
2)自身の提案についてわかりやすくレポートをまとめ、また皆の前でわかりやすく魅力的なプレゼンテーションができる。
10週 同上 同上
11週 同上 同上
12週 同上 同上
13週 同上 同上
14週 同上 同上
15週 発表 成果を発表し、その内容について討論する。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02000800100
基礎的能力0000000
専門的能力0100060070
分野横断的能力0100020030