化学英語

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 化学英語
科目番号 5C014 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(応用化学コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 担当教員より配布するプリント、英単語ターゲット1900 6丁版 (旺文社)
担当教員 石川 元人

到達目標

化学に関する英文の書き方、読み方に慣れ、工業英語に対する理解力を高める

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1化学分野で用いる英文表現を身につけ、英作文に実践できる。化学分野で用いる英文表現を身につけ、主文のみの英作文に実践できる。化学分野で用いる英文表現の習得にいたっていない。
評価項目2化学に関する英文パラグラフを日本語に正しく訳すことができる。化学に関する短い英文を日本語に正しく訳すことができる。化学に関する専門的な英文を日本語に訳せない
評価項目3高校卒業レベルの英単語、化学の専門単語を習得し、英作文に実践できる。高校卒業レベルの英単語、化学分野の専門単語を習得している。高校卒業レベルの英単語に加え、化学分野で広く用いる専門単語を習得していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
科学論文、プロポーザル、マニュアル、仕様書、技術報告書、特許明細書など、専門文章を英語で読み書きする能力が実務現場で広く求められている。この要請に答えるには英語を用いて正しい情報を明確かつ簡潔に交換する訓練が不可欠である。そこで本授業では技術系英作文を軸に、技術英検4級〜3級以上に相当する能力の習得を目指す。
授業の進め方・方法:
単語テスト、英作文、英文和訳で授業を構成する。単語テストとは別に、英作文と英文和訳の予習課題を与える。これに添削と解説を行うことで講義とする。適宜、基礎的な文法の復習を取り入れる。
注意点:
毎週の英単語試験は成績評価に反映するので日々の予習と復習を欠かさないこと。
英作文と英文和訳に関しては完全な解答に至らなくても、積極的に取り組むこと。個別の質問や添削も歓迎する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明
小テスト、SVO構文を用いる英作文①、英文和訳
・動作を主語とするSVO文型の技術系英文が書ける
・略語と句読点の使い方を理解する
2週 小テスト、SVO構文を用いる英作文②、英文和訳 ・無生物を主語とするSVO文型の技術系英文が書ける
・副詞の使い方を理解する
3週 小テスト、SV構文を用いる英作文、英文和訳 ・SV文型の技術系英文が書ける
・不定詞の使い方を理解する
4週 小テスト、SVC構文を用いる英作文①、英文和訳 ・be動詞を用いてSVC文型の技術系英文が書ける
・命令文の使い方を理解する
5週 小テスト、SVC構文を用いる英作文②、英文和訳 ・様々な動詞を用いるSVC文型の技術系英文が書ける
・数詞と冠詞の使い方を理解する
6週 小テスト、論文に頻用される動詞を用いる作文①、英文和訳 ・科学論文に頻出の動詞を用いて技術系英文が書ける
・助動詞の使い方を理解する
7週 小テスト、論文に頻用される動詞を用いる作文②、英文和訳 ・科学論文に頻出の動詞を用いて技術系英文が書ける
・分詞の使い方を理解する
8週 【中間試験】工学系の英単語試験を併せて課す これまでの復習、工学系の専門単語の習得
2ndQ
9週 試験返却と解説
小テスト、論文に頻用される動詞を用いる作文③、英文和訳
・科学論文に適した簡潔な動詞を選ぶことができる
・関係代名詞の使い方を理解する
10週 小テスト、論文に頻用される動詞を用いる作文④、英文和訳 ・科学論文に適した簡潔な動詞を選ぶことができる
・比較表現の使い方を理解する
11週 小テスト、受け身に注目した英作文、英文和訳 ・適切な受動態を用いて技術系の英作文ができる
・比較表現の使い方を理解する
12週 小テスト、時制表現に注目した英作文、英文和訳 ・適切な時制を用いて技術系の英作文ができる
・前置詞の使い方を理解する
13週 小テスト、従属接続を用いた復文など、英文和訳 複数の英文を活用した技術系の英作文ができる
14週 小テスト、等位接続分や対比文など、英文和訳 複数の英文を活用した技術系の英作文ができる
15週 【学年末試験】生命科学系の英単語試験を併せて課す これまでの復習、生命科学系の専門単語の習得
16週 試験返却と解説、技術論文やプロポーザルの構成 パラグラフ・ライティングの概念を理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力000040040
専門的能力600000060
分野横断的能力0000000