アカデミックスキル

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 アカデミックスキル
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(応用化学コース) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 配付プリント
担当教員 田中 康徳,冨永 伸明

到達目標

1.ノートテイキングの方法を知り,講義ノートを取ることができる。
2.テキストを読み,内容を把握できる。
3.レポートの書き方を知り,ルールに従って記述することができる。
4.プレゼンテーションの方法に従って,プレゼンテーションすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1ノートテイキングの方法を知り,講義ノートを要点を押さえて取ることができる。ノートテイキングの方法を知り,講義ノートを取ることができる。ノートテイキングの方法を知り,講義ノートを取ることができない。
評価項目2テキストを読み,重要な項目を踏まえながら内容を把握できる。テキストを読み,内容を把握できる。テキストを読み,内容を把握できない。
評価項目3レポートの書き方を知り,ルールに従って記述することができ,論旨がる。レポートの書き方を知り,ルールに従って記述することができる。レポートの書き方を知り,ルールに従って記述することができない。
評価項目4プレゼンテーションの方法に従って,主張がよくわかるよう工夫しながらプレゼンテーションすることができる。プレゼンテーションの方法に従って,プレゼンテーションすることができる。プレゼンテーションの方法に従って,プレゼンテーションすることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年後期から専門科目が始まるが,講義の方法は中学校までとは異なる。すなわち,高専に入ると「学生」であり,自ら学ぶ姿勢が必要とされる。しかし,急に受け身から能動的な姿勢に変えようと思っても,どうすればよいのか難しい。この授業では,今後専門の授業を受けるにあたって必要なスキルを習得することをサポートする。
授業の進め方・方法:
情報処理センタにて実施する。講義も行うが,演習を中心とする。
注意点:
成績は定期試験,授業中の活動による成果物,および課題(レポート)で評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、タイムマネジメント アカデミックスキルにはどのようなものがあるか説明できる。
1週間の計画を立てることができる
2週 生きるスキル 人生を意味あるものとして生きるためのスキルとは何か知る
3週 ノートテイキング1 ノートテイキングの技術を知り、ノートを取れる
4週 ノートテイキング2 ノートテイキングの技術を知り、ノートを取れる
5週 リーディング1 リーディングの方法を知る
6週 リーディング2 リーディングの内容を要約できる
7週 インタネットを利用した情報の収集と整理
インターネットを利用して、特許情報や化学文献を検索できる
8週 中間テスト 1から7週までの内容を確認する。
4thQ
9週 試験返却
アカデミック・ライティング1
試験の結果を確認し、修得できなていない事項について再度復習する。
レポートの書き方にそってレポートを書くことができる。
10週 アカデミック・ライティング2 レポートの書き方にそってレポートを書くことができる。
11週 アカデミック・ライティング3 レポートの書き方にそってレポートを書くことができる。
12週 アカデミック・ライティング4 レポートの書き方にそってレポートを書くことができる。
13週 プレゼンテーション1 プレゼンテーションの際の注意事項、プレゼンテーションの組み立て方を説明できる。
14週 プレゼンテーション2 プレゼンテーションのための資料をPowerPointを使用して作成し、プレゼンを実施できる。
15週 期末テスト 9から14週についての内容を確認する。
16週 テスト返却test 試験の結果を確認し、修得できなていない事項について再度復習する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。2後9,後10,後11,後12
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。2
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の意見を聞き合意形成することができる。2
合意形成のために会話を成立させることができる。2
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力50000500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000