応用化学演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用化学演習Ⅱ
科目番号 0051 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(応用化学コース) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 Professional Engineer Library 有機化学 /配布プリント
担当教員 大河平 紀司

到達目標

1. 代表的な有機化合物の名称・構造について説明できる。
2. 代表的な有機化合物の特徴・特性について説明できる。
3. 代表的な有機化合物の反応について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1代表的な有機化合物の名称・構造について正しい表現で正確に説明できる。代表的な有機化合物の名称・構造について、ある程度説明できる。代表的な有機化合物の名称・構造について説明できない。
評価項目2代表的な有機化合物の特徴・特性について、正しい表現で説明できる代表的な有機化合物の特徴・特性について、ある程度説明できる。代表的な有機化合物の特徴・特性について説明できない。
評価項目3代表的な有機化合物の反応について正しい表現で説明できる。代表的な有機化合物の反応について、ある程度説明できる。代表的な有機化合物の反応について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
有機化学は、材料系・生物系の両分野において必要な知識である。本科目では、これまでに化学I、化学IIおよび有機化学I、有機化学IIで学んだ内容の復習および補填を行い、有機化学に関する基礎的な知識の定着を目的とする。
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授業の進め方・方法:
板書中心で講義を行い、これまでに学習した内容の復習を行ったうえで演習問題を解く。
注意点:
化学I、化学II、有機化学I、有機化学IIの復習を各自で必ず行うこと。また、事前または事後学習として課題を課す。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 有機化合物の分類・構造・異性体 有機化合物の特徴と分類、官能基、名称、化学式、異性体について理解する。
3週 脂肪族化合物 炭化水素(アルカン、アルケン、アルキン)などの特徴について理解する。
4週 脂肪族化合物 アルコール、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、エステルなどの特徴について理解する。
5週 芳香族化合物(1) ベンゼンおよびその誘導体について理解する。
6週 芳香族化合物(2) ベンゼン誘導体(エステル)の反応について理解する。
7週 有機化学反応の種類 様々な反応の種類を理解し、生成する化合物を予測することができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 有機化合物の立体化学 不斉炭素を理解し、有機化合物の正しい表記法について理解する
10週 ハロゲン化アルキルの反応 求核置換反応、脱離反応について理解する。
11週 芳香族の反応 芳香族の反応性、配向性について理解する。
12週 カルボニルの反応(1) アルデヒド、ケトンの反応について理解する。
13週 カルボニルの反応(2) カルボン酸の反応について理解する。
14週 アミンの反応 アミンの反応性について理解する。
15週 期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000