到達目標
1 品質管理の基礎的な事項を説明できる。
2 品質管理の実践などについて説明できる。
3 品質を改善する手法を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 学習した品質管理の基礎的事項ついて詳細に説明できる。 | いくつかの品質管理の基礎的事項について説明できる。 | 品質管理の基礎的事項について説明できない。 |
評価項目2 | 学習した品質管理の実践方法ついて詳細に説明できる | いくつかの品質管理の実践方法について説明できる。 | 品質管理の実践方法について説明できない。 |
評価項目3 | 学習した品質の改善方法ついて詳細に説明できる | いくつかの品質の改善方法ついて説明できる。 | 品質の改善方法ついて説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-1
説明
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学習・教育到達度目標 B-4
説明
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教育方法等
概要:
品質管理とは、買い手に満足して買っていただける品質の製品やサービスを開発、生産、販売、その製品のサービスを適切に実行することである。
企業がものづくりにおいて品質管理を行う目的は、不良品や不適合品の発生などの品質のばらつきを未然に防止し、一定の水準を安定して維持することにあります。製品の品質が低下することで顧客からのクレームを招くおそれがあるほか、売上を落としたり、最悪の場合は企業への信頼を著しく損なうリスクにつながったりすることもある。
品質管理は、製造における各工程を検査し、製品やサービスが品質の基準を満たしているか、また検査自体が適切に実施されているかの監視です。基準を満たさなかったり、異常や不具合が発生したりした際は、その原因を特定し、品質の改善やトラブルの再発防止に取り組むことも含まれる。
これらの活動は、品質管理部門に限ったものではなく、全部門で推進するものであり、全ての企業人が修得すべき学問と言える。
学生は商品の開発、製造の流れを理解し、品質管理とは何か、その方法、統計的な考え方、管理・改善の進め方を理解する。
授業の進め方・方法:
授業は基本的にテキストに沿って、合間にQC手法等の演習を交えながら、品質管理の基礎的事項を理解してもらう。
注意点:
統計・確率の基礎知識を有することが望ましい。
レポートは、「品質管理に関する課題について、正確にわかりやすくレポートにまとめられるか」について評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
品質と品質管理1 |
品質と品質管理について概要を説明できる。
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2週 |
品質と品質管理2 |
品質管理の考え方と進め方を説明できる。
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3週 |
品質と品質管理3 |
品質の管理業務を説明できる。
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4週 |
品質保証の考え方 |
品質保証の考え方を説明できる。
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5週 |
品質保証の進め方 |
品質保証の進め方を説明できる。
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6週 |
顧客満足度とISO |
ISOの概要を説明できる。
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7週 |
品質改善活動1 |
QCストーリーの考え方を説明できる。
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8週 |
【前期中間試験】 |
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4thQ |
9週 |
品質改善活動2 |
品質改善活動の進め方を説明できる。
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10週 |
品質改善活動3 |
品質改善活動の定着と継続について説明できる。
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11週 |
QC七つ道具 |
QC七つ道具、新QC七つ道具について説明できる。
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12週 |
統計的品質管理1 |
工程品質の数値化について概要を説明できる。
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13週 |
統計的品質管理2 |
工程品質を統計的に管理する手法について概要を説明できる。
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14週 |
統計的品質管理3 |
工程品質を統計的に管理する手法について概要を説明できる。
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15週 |
後期末試験 |
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16週 |
企業における品質活動 |
コスト、企業価値、の面からの品質の重要性について説明できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |