遺伝子工学

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 遺伝子工学
科目番号 5L020 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(環境生命コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 基礎講義遺伝子工学IIアクティブラーニングにも対応 東京化学同人
担当教員 冨永 伸明

到達目標

遺伝子工学の個々の技術がどういうことを解析目的にしているかを把握し,原理や方法の概略をつかみ,それぞれの実験方法がどのように関連しているかを理解することを目標とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1遺伝子工学の個々の技術がどういうことを解析目的にしているかを把握し,原理や方法の概略をつかみ,それぞれの実験方法がどのように関連しているかを理解し,活用できる.遺伝子工学の個々の技術がどういうことを解析目的にしているかを把握し,原理や方法の概略をつかみ,それぞれの実験方法がどのように関連しているかを理解している.遺伝子工学の個々の技術がどういうことを解析目的にしているかを把握できず,原理や方法の概略もつかめず,それぞれの実験方法がどのように関連しているかを理解できない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生物工学基礎,生物工学で修得した基礎的なテクノロジーの知識をもとに汎用されている実践的・応用的な項目について解説するとともに演習も加え,理解を深める.3.全ての人に健康と福祉を
授業の進め方・方法:
教科書を用いた講義と学生による各項目の発表説明で進めていく.
注意点:
使用する教科書はアクティブラーニング対応で自己学習用の講義ビデオが提供されている.学生は,あらかじめ自主学習をして講義に望み発表および演習で修得に詰めて欲しい.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 遺伝子工学の概論 遺伝子工学の概論について理解する.
2週 ゲノムDNA解析,mRNA解析 ゲノムDNA解析,mRNA解析について理解する.
3週 転写制御解析 転写制御解析について理解する.
4週 RNAiによる遺伝子発現抑制 RNAiによる遺伝子発現抑制について理解する.
5週 遺伝子導入とタンパク質の発現 遺伝子導入とタンパク質の発現について理解する.
6週 タンパク質検出法と機能解析(1) タンパク質検出法と機能解析(1)について理解する.
7週 タンパク質検出法と機能解析(2) タンパク質検出法と機能解析(2)について理解する.
8週 中間試験
4thQ
9週 部位特異的変異の導入とその応用 部位特異的変異の導入とその応用について理解する.
10週 タンパク質間結合の解析法 タンパク質間結合の解析法について理解する.
11週 遺伝子発現の網羅的解析法 遺伝子発現の網羅的解析法について理解する.
12週 次世代シークエンサーを用いた網羅的遺伝子解析 次世代シークエンサーを用いた網羅的遺伝子解析について理解する.
13週 マウス個体を用いた遺伝子操作
ゲノム編集
マウス個体を用いた遺伝子操作について理解する.
ゲノム編集について理解する.
14週 再生医療技術の開発
遺伝子組換え植物
再生医療技術の開発について理解する.
遺伝子組換え植物について理解する.
15週 期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000