到達目標
モデルコアカリキュラム「基礎生物」の遺伝情報および「生物化学」の核酸の項目について理解し,説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 遺伝情報に関する原則を理解し,様々な知識と融合できる. | 遺伝情報に関する原則を理解し,知識を適用できる. | 遺伝情報に関する原則を理解せず,知識を適用できない. |
評価項目2 | 核酸に関する原則を理解し,様々な知識と融合できる. | 核酸に関する原則を理解し,知識を適用できる. | 核酸に関する原則を理解せず,知識を適用できない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
遺伝情報および核酸に関する内容を系統的かつトピックスを交えて教授することで,原則の理解と知識が適用力を身につける.
授業の進め方・方法:
教科書を中心に講義形式で行う.
注意点:
低学年で行った化学・生物の基礎科目の内容については十分に理解しておくこと.また,理解すべき内容が多いため,予習と復習については十分に行うこと.教科書にある練習問題については必ず授業外学習として解いて,理解すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ヌクレオチドとDNA・染色体の構造および塩基の相補的な結合 |
ヌクレオチドとDNA・染色体の構造および塩基の相補的な結合について説明できる
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2週 |
染色体と遺伝情報の分配および染色体構造の調節
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染色体と遺伝情報の分配および染色体構造の調節について説明できる
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3週 |
細胞周期の概要 DNAの複製 |
細胞周期の概要について説明できる DNAの複製について説明できる
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4週 |
DNAの修復 |
DNAの修復について説明できる
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5週 |
DNAからRNAへの転写 |
DNAからRNAへの転写について説明できる
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6週 |
RNAからタンパク質への翻訳I |
RNAからタンパク質への翻訳Iについて説明できる
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7週 |
RNAからタンパク質への翻訳II |
RNAからタンパク質への翻訳IIについて説明できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
RNAと生命の起源 |
RNAと生命の起源について説明できる
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10週 |
遺伝子発現のあらましと細胞分化 |
遺伝子発現のあらましと細胞分化について説明できる
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11週 |
転写のスイッチの働く仕組み |
転写のスイッチの働く仕組みについて説明できる
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12週 |
特定の細胞型をつくり出す機構 転写後の機構 |
特定の細胞型をつくり出す機構について説明できる 転写後の機構について説明できる
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13週 |
遺伝子的変動の生成 生命の系統樹の再構築 |
遺伝子的変動の生成について説明できる 生命の系統樹の再構築について説明できる
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14週 |
トランスポゾンとウイルス |
トランスポゾンとウイルスについて説明できる
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15週 |
ヒトゲノムの解読 |
ヒトゲノムの解読について説明できる
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16週 |
学年末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 基礎生物 | DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
遺伝情報とタンパク質の関係について説明できる。 | 4 | 後5,後6 |
染色体の構造と遺伝情報の分配について説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
細胞周期について説明できる。 | 4 | 後3 |
分化について説明できる。 | 4 | 後10,後11,後12 |
ゲノムと遺伝子の関係について説明できる。 | 4 | 後13,後14,後15 |
生物化学 | ヌクレオチドの構造を説明できる。 | 4 | 後1 |
DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。 | 4 | 後1 |
DNAの半保存的複製を説明できる。 | 4 | 後3 |
RNAの種類と働きを列記できる。 | 4 | 後5,後9 |
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。 | 4 | 後5,後7 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |