電子回路Ⅰ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 電子回路Ⅰ
科目番号 0044 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(エネルギーコース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 電子回路:須田健二,土田英一,コロナ社
担当教員 清水 暁生

到達目標

1.電子回路で使用する素子の動作原理を説明できる。
2.トランジスタを用いた回路の動作を理解できる。
3.帰還回路の構成および動作を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1半導体素子の電気的特性を理解し,グラフを描くことができる。電子回路で取り扱う素子を受動素子と能動素子に分類できる。半導体素子の動作を理解し,分類できる。電子回路で取り扱う素子を受動素子と能動素子に分類できない。半導体素子の動作を理解できない。
評価項目2トランジスタの静特性から増幅度を求めることができる。トランジスタの小信号等価回路から増幅度および入出力インピーダンスを計算できる。トランジスタの動作原理と静特性を理解できる。トランジスタの小信号等価回路を理解し,増幅度を計算できる。トランジスタの動作原理と静特性を理解できない。トランジスタの小信号等価回路を理解し,増幅度を計算できない。
評価項目3演算増幅器やトランジスタを用いた帰還回路の増幅度および入出力インピーダンスを計算できる。帰還回路の原理を理解し,増幅度を計算できる。帰還回路の増幅度を計算できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2

教育方法等

概要:
本科目では,アナログ電子回路の基本的事項について理解する。アナログ電子回路においては,目的である結果を効率的に求める目的で等価回路の考え方が重要であるため,本科目では基本的なアナログ回路に関する等価回路の取り扱いの習熟を目指す。
授業の進め方と授業内容・方法:
講義形式で行う。また,適宜,演習問題などを行う。
注意点:
電気回路,電気磁気学を履修していること。また,一般科目のうち,理数系に関する科目を履修していること。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 ガイダンス,電子回路で必要となる電気回路の知識 学習内容や注意事項,成績の評価方法について理解できる。電気回路の基本法則を理解できる。
2週 能動素子と受動素子/線形素子と非線形素子 受動素子と能動素子の特徴を理解できる。線形素子と非線形素子の特徴を理解できる。また,ダイオードやトランジスタなどの半導体素子の諸特性を理解できる。
3週 静特性と増幅の関係 静特性から増幅度を求めることができる。
4週 hパラメータを用いた小信号等価回路 hパラメータの意味を理解し,小信号等価回路を描ける。
5週 エミッタ接地増幅回路 エミッタ接地増幅回路の小信号等価回路を描ける。エミッタ接地増幅回路の増幅度を計算できる。
6週 コレクタ接地増幅回路とベース接地増幅回路 コレクタ接地増幅回路とベース接地増幅回路の小信号等価回路を描ける。コレクタ接地増幅回路とベース接地増幅回路の増幅度を計算できる。
7週 MOS-FETの小信号等価回路 MOS-FETの小信号等価回路を描ける。
8週 中間試験
9週 ソース接地増幅回路 ソース接地増幅回路の小信号等価回路を描け,その増幅度を計算できる。
10週 ドレイン接地増幅回路とゲート接地増幅回路 ドレイン接地増幅回路およびゲート接地増幅回路の小信号等価回路を描け,その増幅度を計算できる。
11週 バイアス回路 バイアス回路の種類とその特徴を理解できる。
12週 バイアス回路の安定指数 安定指数の意味を理解し,バイアス回路の安定指数を計算できる。
13週 帰還回路 帰還の種類とその特徴を理解できる。
14週 負帰還回路 負帰還回路の増幅度および入出力抵抗を計算できる。
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000