日本事情

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本事情
科目番号 3Z005-4 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(メカニクスコース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて担当教員が指示する
担当教員

到達目標

1.日本での生活、日本の社会、国際社会と日本について理解が主体的にできる
2.高専での生活において感じている疑問点、不自由に感じている点に関して、その解決策を探ることで日本事情について深く理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日々の生活が自立して行える程度の日本の文化,風習,制度,生活について正しい日本語を用いて正確に説明できる.日々の生活が自立して行える程度の日本の文化,風習,制度,生活について日本語を用いて説明でき る.日々の生活が自立して行える程度の日本の文化,風習,制度,生活について説明する日本語が曖昧,また,説明そのものもできない.
評価項目2日本の社会,政治,経済の特徴と留学生母国との違いについて理解し,正しい語句を用いて詳細に説明できる.日本の社会,政治,経済の特徴と留学生母国との違いについて理解し,説明できる.日本の社会,政治,経済の特徴と留学生母国との違いについて理解できない.説明できない.
評価項目3日本の産業の歴史や特徴,日本の企業,技術,研究についてについて理解し,正しい語句を用いて詳細に説明できる.日本の産業の歴史や特徴,日本の企業,技術,研究についてについて理解し,説明できる.日本の産業の歴史や特徴,日本の企業,技術,研究について理解できない.説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本に留学した学生にとって,日本には出身国と異なる独特の風習や文化があり,これらについてその知識を得ることは,日本で生活し,学習し,技術を知る上で非常に重要である.本科目では,1)快適な校内や住居での日常生活を行うための日本の文化,風習,制度,生活の仕方,2)日本の学生や地域との交流を適切に行うための日本の社会,政治,経済の特徴と出身国との相違,3)日本における技術者としての基礎を形成するための産業の歴史や特徴,日本の企業,技術・研究動向について学ぶ.また,これらの項目に関連する応用力を身に付ける.
授業の進め方・方法:
メカニクスコースの教員が授業計画に定められた内容について交代で講義を行い,教材としてはなるべく高専や大牟田地域の身近な話題を引用して郷土に馴染む工夫をおこないながら教員との交流も図り,日本の生活事情について留学生の理解を深める.
注意点:
「日本語」科目による日本語の理解と習得を行い,日本語での話しが理解でき,漢字・平仮名がある程度読め,日本語による口頭表現が可能であることが望ましい.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 高専での生活 高専での生活について,概要を認識できること
2週 日本の文化 食事・工芸 日本の食・工芸文化について理解できる
3週 日本の経済 貨幣・買い物・銀行 日本の貨幣・紙幣・買い物の仕方・銀行の使い方について理解できる
4週 日本の制度 手続き・教育制度 学校や役所での諸手続き・日本の学校制度について理解できる
5週 日本の社会 交通・地理 交通機関と利用の仕方・有明高専の地理的特徴について理解できる
6週 日本の政治 国会・地方 日本の国会・地方行政について理解できる
7週 日本の風習 礼儀・作法 日本の礼儀・挨拶・立ち居振る舞いについて理解できる
8週 日本の風習 礼儀・作法 日本の礼儀・挨拶・立ち居振る舞いについて理解できる
2ndQ
9週 出身国との相違 制度・文化 日本と出身国との制度・文化の相違を理解できる
10週 出身国との相違 制度・文化 日本と出身国との制度・文化の相違を理解できる
11週 日本の産業 重工業・軽工業 日本の重・軽工業について理解できる
12週 産業の歴史 遺産・労働 大牟田の文化遺産・日本の労働事情について理解できる
13週 日本の企業 就職先・地場企業 卒業生の就職事情・地場企業とその特長について理解できる
14週 日本の技術 自動車・電子機器 日本の自動車生産・電子機器生産について理解できる
15週 日本の研究 ノーベル賞・有明高専 日本のノーベル賞受賞者・有明高専の研究について理解できる
16週
後期
3rdQ
1週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
2週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
3週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
4週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
5週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
6週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
7週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
8週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
4thQ
9週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
10週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
11週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
12週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
13週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
14週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
15週 メカニクスコース各教員のそれぞれの興味関心ごとを通じて日本を学ぶ 各トピックについて理解できること
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00020800100
基礎的能力000080080
専門的能力0000000
分野横断的能力000200020