学外実習

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 学外実習
科目番号 5M021-1 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(メカニクスコース) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 実習先で支給される資料等
担当教員 原槙 真也

到達目標

1.実習先で,与えられたテーマや取組に対して,自らその課題となるポイントを発見し,その本質を理解すること.
2.実習先で,与えられたテーマや取組に対し,積極的に自ら取り組むこと.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先で,与えられたテーマや取組に対して,自らその課題となるポイントを発見し,その本質を理解し,解決方法を提案できる.実習先で,与えられたテーマや取組に対して,自らその課題となるポイントを発見し,その本質を理解できる.実習先で,与えられたテーマや取組に対して,自らその課題となるポイントを発見できない,あるいは,その本質を理解できない.
評価項目2実習先で,与えられたテーマや取組に対し,要求された以上の成果を与えることができる.実習先で,与えられたテーマや取組に対し,積極的に自ら取り組むことができる.実習先で,与えられたテーマや取組に対し,積極的に自ら取り組むことができない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 夏休み中の1~2 週間程度、企業や官公庁などで実習を行う。この実習により、将来自分の働き場となる企業がどのようなものであるか、当該企業を分析し、将来の就職の参考とする。また、これまでに学んだ教科目の知識や技術が実社会でどのように必要とされ、あるいは使われているかを理解し、これからの勉学の意欲高揚を期待する。
授業の進め方・方法:
 実習期間以前は,万全の態勢で実習が開始できるよう受け入れ先の詳細について情報を収集する.
 実習期間中は,受け入れ先のスケジュールに従い,指示される時間・内容で学習や実習を行う.
 実習期間終了後は,学外実習報告書の学校への提出を義務付ける.また,学外実習発表会では,実習内容の報告および発表に対する質疑応答を行う.
注意点:
 実際企業で実習することにより、学校で学んだ授業科目との関連を勉強し、企業で学んだことをこれからの授業の取り組みの参考としてもらいたい.
 評価は以下の項目で行う。上記の◎学習・教育到達目標において,目標の達成度の評価方法に記載した2項目について,実習報告会と実習報告書により5段階で評価し,その平均を◎目標の評価点とする.
① 実習内容やその本質・課題の理解ができているか
②  実習に積極的に取り組むことができたか.
 また,上記の○学習・教育到達目標に関して,次の評価項目について,実習報告会により 5段階で評価し,その全平均を○目標の評価点とする.
③ 発表資料は適切に作成されていたか.
④ 実習内容等の説明は適切であったか.
⑤ 質疑に対する応答は適切であったか.
※発表資料には,実習内容,実習に対する自分の取り組み方(姿勢),専門分野との関連性,実習で得られた成果や経験,職業体験に対する考察についての項目を必ず入れること.
評価基準:上記の◎学習・教育到達目標の評価点が3以上であり,かつ,○学習・教育到達目標の評価点も含めた全評価平均点が3以上を合格とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 [1] 企業・官公庁などにおける実習 実習先で与えられる課題を理解し,適切な対応ができる.
これまでに学んだ教科目の知識や技術が実社会でどのように必要とされ,あるいは使われているかを理解し,今後自分が取り組むべき課題について理解できる.
2週 [2] 実習報告書の作成,実習報告会 実習内容や実習を通じて学んだことを,わかりやすく説明できる.
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前1
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前1
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前1,前2
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前1
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前1
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前1
企業には社会的責任があることを認識している。3前1
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前1,前2
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前1,前2
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前1
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前1
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前1
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前1,前2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前1
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前1
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000500100
基礎的能力0000000
専門的能力05000500100
分野横断的能力0000000