専門基礎演習

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 専門基礎演習
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(情報システムコース) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 配布プリント
担当教員 森 紳太朗,原 武嗣

到達目標

・交流電気回路の計算に必要な数学を理解すること。
・交流電気回路の基本となるフェーザの計算ができるようになること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気回路計算の計算に必要な数学を理解して、応用計算ができること。電気回路計算の計算に必要な数学の計算ができる。電気回路計算の計算に必要な数学の計算ができない。
評価項目2数学で学んだ事柄と電気回路の計算に用いるフェーザの関係性を深く理解できること。数学で学んだ事柄と電気回路の計算に用いるフェーザの関係性を理解できること。数学で学んだ事柄と電気回路の計算に用いるフェーザの関係性が理解できるない。
評価項目3フェーザを用いた計算ができて応用できること。フェーザを用いた計算ができること。フェーザを用いた計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現在までに学び、また並行して学んでいる数学をもとにして、電気電子系の専門科目を学ぶ上で必要な理工系の考え方との関連性を理解し、電気回路計算に数学を適用する力を身に着ける。
授業の進め方・方法:
演習を中心にした授業を
行う。
注意点:
三角関数、絶対値、ベクトルなどの数学の理解と計算力、グラフを描ける能力
を必要とする。また、直流電気回路の理解を前提としている。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 絶対値の考え方 場合分により絶対値の問題が解けること

2週 絶対値のグラフ 場合分けによりグラフが描けること、絶対値の意味を理解すること。
3週 演習
4週 三角関数の取り扱い 三角関数の計算ができる
5週 三角関数のグラフ 位相の進み、遅れがある三角関数のグラフが描ける
6週 三角方程式と一般解 三角方程式が解ける。三角関数の一般解が導き出せる
7週 演習
8週 後期中間試験
4thQ
9週 指数関数と対数関数

指数関数と対数関数が理解できてグラフが描けること
10週 ベクトルの内積と外積 ベクトルの内積、外積の計算ができる
11週 演習
12週 複素数計算 複素数の計算ができる
13週 複素平面と複素ベクトル 複素ベクトルを複素平面に描くことができる
14週 フェーザの基礎
複素数、三角関数、ベクトルを用いてフェーザの基礎が理解できる
15週 演習
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000