情報システム演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報システム演習Ⅰ
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(情報システムコース) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 担当教員より配付するプリント
担当教員 松野 良信,森山 英明

到達目標

1.情報系エンジニアとしてのリテラシを理解し、実践することができる。
2.構造化プログラミングを理解し、アルゴリズムをフローチャートにより表現することができる。
3.構造化プログラミングに基づいてアルゴリズムを考え、C言語で表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報系エンジニアとしてのリテラシを理解し、実践するとともに自ら工夫して取り組むことができる。情報系エンジニアとしてのリテラシを理解し、実践することができる。情報系エンジニアとしてのリテラシを理解し、実践することができない。
評価項目2基本制御構造と構造化プログラミングを理解し、アルゴリズムをフローチャートにより表現し、適切な工夫をすることができる。基本制御構造と構造化プログラミングを理解し、アルゴリズムをフローチャートにより表現することができる。基本制御構造と構造化プログラミングを理解し、アルゴリズムをフローチャートにより表現できない。
評価項目3C言語の特徴等を理解し、構造化プログラミングに基づいて、自らアルゴリズムを考え、C言語で表現するとともに、適切な工夫をすることができる。C言語の特徴等を理解し、構造化プログラミングに基づいて、アルゴリズムを考え、C言語で表現することができる。C言語の特徴等を理解し、構造化プログラミングに基づいて、アルゴリズムを考え、C言語で表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習教育到達目標 B-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
主にプログラミングIの講義と連係して、情報系技術者としてのリテラシの修得と、アルゴリズムの理解とC言語による実際のプログラム開発を通じて、プログラミング技術の理解を深めるために演習を行います。
授業の進め方・方法:
コンピュータを用いた演習と、解説の講義を実施します。
注意点:
プログラミングIの講義内容と連携しています。
参考書
C言語によるプログラミング基礎編/内田智史監修,システム計画研究所編,オーム社

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 演習・実習のためのリテラシ1 情報セキュリティやマナーについて理解し、適切な実践ができる。
2週 演習・実習のためのリテラシ2 作図ツールの操作を理解し、フローチャートの部品を使った作図ができる。
3週 アルゴリズム演習1 連接構造と分岐構造を理解し、アルゴリズムを考え作図できる。
4週 アルゴリズム演習2 反復構造と構造化プログラミングを理解し、アルゴリズムを考え作図できる。
5週 アルゴリズム演習3 変数の概念を理解し、変数を扱うアルゴリズムを考え作図できる。
6週 アルゴリズム演習4 段階的詳細化について理解し、問題からアルゴリズムを構築し作図できる。
7週 演習・実習のためのリテラシ3 OSの機能について理解し、UNIXの操作がで
きる。
8週 演習・実習のためのリテラシ4 ソースプログラムやコンパイラについて理解し、エディタを用いたソースプログラムの作成とコンパイルによる実行プログラムの作成ができる。
4thQ
9週 C言語プログラミング演習1 C言語ソースプログラムの基本スタイルを理解し、出力のあるプログラムが作成できる。
10週 C言語プログラミング演習2 変数と四則演算のあるプログラムが作成できる。
11週 C言語プログラミング演習3 入力と分岐構造(if -else文)のあるプログラムが作成できる。
12週 C言語プログラミング演習4 多分岐と反復構造(while文)のあるプログラムが作成できる。
13週 C言語プログラミング演習5 カウンタについて理解し、反復構造(for文)のあるプログラムが作成できる。
14週 C言語プログラミング演習6 実数の扱いについて理解し、整数との混合演算のあるプログラムが作成できる。
15週 C言語プログラミング演習7 演算の誤差について理解し、誤差を認識したプログラムが作成できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000030030
専門的能力000070070
分野横断的能力0000000