到達目標
1.与えられた課題を創意工夫しながら,チームで取組み,提案・製作等ができる.
2.与えられた課題において,工夫しながら,チームでプレゼンテーションができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 与えられた課題を創意工夫しながら,チームで取組み,創造的で説得力のある提案・完成度の高い製作等ができる. | 与えられた課題を創意工夫しながら,チームで取組み,提案・製作等ができる. | 与えられた課題を創意工夫しながら,チームで取組み,提案・製作等ができない. |
評価項目2 | 与えられた課題において,工夫しながら,チームで,説得力のあるあるいは聞き手に訴えかけるプレゼンテーションができる. | 与えられた課題において,工夫しながら,チームでプレゼンテーションができる. | 与えられた課題において,工夫しながら,チームでプレゼンテーションができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
3年生になると建築の専門科目の授業が増えるが,それぞれの授業は建築の理論を教えるため,学べば学ぶほど難しく感じる者が増え,それがこうじると苦手意識が芽生え,理解を深めきれないもとになることもある.そこで,本授業では,深く専門を知らなくとも経験的にあるいは直感的に建築の本質を楽しく理解し,授業内で学ぶ建築知識・技術を駆使しながら,課題の解決,提案,製作までを行うものである.これらを通じて,専門科目への興味・関心を促し,専門科目の理解を深めさせる橋渡し役として本科目がある.
一方で,学生の現状をみると次のような気質が感じられる.
1)本来,学問は学べば学ぶほど柔らかい思考力を身につけるはずなのに,その逆になっている学生が多い.
2)図面の書き方やものの作り方を習わないと,工夫して創り出すことや表現ができない学生が多い.
3)建築は1人で為し得る仕事は1 つもないのに,何でもが個人主義的になっていく中で,集団で物事を解決する喜びを知らない.また,集団が個人を成長させることを知らない.
4)これまでに発表の経験はあろうが,概して単語をいくつか並べるだけの言葉足らずが多く,淡々として自身の感情を込めず,情熱を持って発表したことがない.
これらは建築技術者に求められる側面の裏返しとも考えられる.
そこで,本科目は上記に記載した4 つの課題を克服あるいは改善をするための課題設定を行う.
授業の進め方・方法:
本科目は演習科目で,かつ,グループでの作業が中心となる.チームで協力して提案,課題解決,作品製作,発表に取り組むことが重要である.
また,それらを実施する上で,学生自らの必要に応じて授業時間外学習を行う.
注意点:
本演習は専門科目を学習する上での導入教育として位置付けられ,今後の専門科目の履修に活かしていくものである.
また,予習として,課題に取り組む上での準備や製作作業,発表の準備等が必要になる.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
科目ガイダンス,課題1 |
本科目の趣旨について理解できるとともに,課題1のための資料収集を進めることができる.
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2週 |
課題1 課題解決の提案 |
チームで課題解決の提案を検討する
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3週 |
課題1 課題解決の提案発表 |
チームで課題解決の提案を発表する.
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4週 |
課題1 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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5週 |
課題1 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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6週 |
課題1 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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7週 |
課題1(発表会) |
発表会において提案内容,制作物を分かりやすく発表することができる.
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8週 |
課題2 課題解決の提案 |
課題2のための資料収集,課題解決提案の検討を進めることができる.
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2ndQ |
9週 |
課題2 課題解決の提案発表 |
チームで課題解決の提案を発表する.
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10週 |
課題2 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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11週 |
課題2 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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12週 |
課題2 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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13週 |
課題2 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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14週 |
課題2 提案内容の製作 |
提案内容の製作を進めることができる.
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15週 |
課題2(発表会) |
発表会において提案内容,制作物を分かりやすく発表することができる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 前1,前3,前7,前9,前15 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 前1,前7,前15 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 前1,前2,前8 |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前8,前10,前11,前12,前13,前14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |