到達目標
1.各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できる。
2.都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を適切に表現できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各時代の都市デザイン手法の特徴を的確かつ詳細に説明できる。 | 各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できる。 | 各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できない。 |
評価項目2 | 都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を適切に,かつ完成度高く表現できる。 | 都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を適切に表現できる。 | 都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を適切に表現できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では,以下の大きく2つのパートから,「都市デザイン」に関わる基本事項を学習します。
一つ目のパートでは,まず,現代へとつながる新しい都市デザインの理念について学習します。その後,基礎的な演習課題に取り組むことを通じて,都市デザインに関わる基本的な技術を身につけることをねらいます。また,この過程で,人口減少時代へと突入した日本の都市が抱える課題やそれに対する都市デザインからのアプローチの仕方も学びます。
二つ目のパートでは,時代や社会からの要請との兼ね合いに注目し,各時代の都市デザイン手法の特徴について学習します。
なお,本科目では,SDGsのうち「11.住み続けられるまちづくり」に関する内容を学びます。
授業の進め方・方法:
授業は,教科書と配布するプリントに基づいて進めます。
前半は,ショートレクチャーを行いながら演習形式(授業時間外のフィールドワークあり)も取り入れて授業を行います。後半は,レクチャー形式の授業が主になります。
私たちの生活の舞台である「都市」を扱う科目では,目の前に広がる景色そのものが教科書です。問題意識や注意力をもって,日頃から都市を観察することが何より大切です。
注意点:
本科目は,4年次の「都市計画」に続くものです。授業の内容には,「都市デザイン」という枠組みから新しく学習するものもあれば,「都市計画」で学んだことを深化させた部分もあります。
初回のガイダンスで,本科目の学習内容や進め方等を説明します。この内容をふまえ,授業には,予習をして臨んでください。また,後半の演習の中では,授業時間外に行うフィールドワークも計画しています。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
本科目の位置づけ,目的,構成,進め方,ならびに評価方法等を知る。
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2週 |
都市デザインの基礎演習 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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3週 |
都市デザインの基礎演習 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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4週 |
都市デザインの基礎演習 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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5週 |
都市デザインの基礎演習 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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6週 |
都市デザインの基礎演習 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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7週 |
都市デザインの基礎演習 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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8週 |
都市デザインの基礎演習 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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4thQ |
9週 |
都市デザインの基礎演習(総括) |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術を身につけ,その成果を表現できること。
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10週 |
都市デザインの歴史(近代) |
対象となる時代の社会状況を理解し,各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できること。
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11週 |
都市デザインの歴史(近代) |
対象となる時代の社会状況を理解し,各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できること。
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12週 |
都市デザインの歴史(近代,前近代) |
対象となる時代の社会状況を理解し,各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できること。
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13週 |
都市デザインの歴史(近代から現代への展開) |
対象となる時代の社会状況を理解し,各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できること。
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14週 |
都市デザインの歴史(近代から現代への展開) |
対象となる時代の社会状況を理解し,各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できること。
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15週 |
学年末試験 |
都市デザインの実践に関わる基本的な技術,各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できること。
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16週 |
都市デザインの歴史(近代から現代への展開) |
対象となる時代の社会状況を理解し,各時代の都市デザイン手法の特徴を説明できること。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 近現代都市の特質と課題について説明できる。 | 4 | 後10,後11 |
現代にいたる都市計画論について説明できる。 | 4 | 後9,後13 |
建築協定・緑化協定などの住民参加・協働のまちづくりの体制について説明できる。 | 4 | 後14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 20 |