芸術B(美術)

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 芸術B(美術)
科目番号 1Z012-3 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 『高校生の美術 1』(日本文教出版)
担当教員 田上 莉奈

到達目標

1.美術の創造活動を通して、表現と鑑賞の能力を伸ばすことができる.
2.主体的に自己感情や感動を色や形で表現できること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1美術の創作活動を通して審美眼を養い、美しいものを直感的にも論理的にも評価できる美術の創作活動を通して審美眼を養い、美しいものを直感的に評価できる美術の創作活動に真剣に取り組めず、美しいものを評価できない
評価項目2創作活動に主体的に取り組んで、自分の感情や感動を能動的に表現できる創作活動にまじめに取り組んで、自分の感情や感動を表現できる創作活動にまじめに取り組めず、自分の感情や感動を形にして表現できない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
美術の主題は「デザインセンストレーニング(感性トレーニング)」である.発想から展開、展開から構想へ、そして作品化、そしてまた発想へ、といったセンストレーニングのサイクルを授業では繰り返し行い、表現力や創造力を高め、創造活動のからくりを知り、ものの見方、とらえ方を学んでいく.
授業の進め方・方法:
美術の授業内容は実習を主体とし、前半は点、線、平面について学び、後半は立体について学ぶ.
注意点:
美術の評価は「発表」(課題制作計画の立案から制作完了まで)と「ポートフォリオ」(ノート、アイデアスケッチなどの提出物)を組み合わせて行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 デッサン1 立方体などの基本的な造形を描画し観察力を養うことができる.
2週 デッサン2 パースペクティブを理解し描画することができる.
3週 デッサン3 物体の質感の違いなどを理解し描画することができる.
4週 西洋美術史1 古代から中世まで人間の営みとともに変化する美術の意義を学ぶことができる.
5週 西洋美術史2 近世から現代まで、作品を鑑賞し美術的価値観の変化を理解することができる.
6週 模写1 作品背景を理解し、名画の構成要素を分析することができる.
7週 模写2 模作品背景を理解し、名画の構成要素を分析することができる.
8週 黄金比 黄金比を理解することができる.
2ndQ
9週 平面構成1 図形を使用し、アイディアを練るトレーニングをすることができる.
10週 平面構成2 教員やクラスメイトと相談しながらアイディアをブラッシュアップすることができる.
11週 平面構成3 アイディアを一つ選び作品として完成させることができる.
12週 立体造形1 紙を用いて立方体などの基本的な造形を利用しアイディアを練ることができる.
13週 立体造形2 教員やクラスメイトと相談しながらアイディアをブラッシュアップすることができる.
14週 立体造形3 アイディアを一つ選び作品を制作することができる.
15週 立体造形4 完成した作品を鑑賞することができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合07000300100
基礎的能力07000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000