英語コミュニケーションA

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語コミュニケーションA
科目番号 3Z006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 My Way English Communication Ⅲ(三省堂) 高校英語 Harmony(いいずな書店) Date Base 3000 3rd Edition(桐原書店)
担当教員 山崎 英司,徳田 仁

到達目標

到達目標
1.まとまりのある英語の文章の概要や要点を読み取ることができる.
2.目的に応じて英文の内容を整理して読み取ることができる.
3.文章の内容を理解したうえで、それについて自分の考えを表現することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文をスキャンリーディングし、速やかに必要な情報を見つけることができる。 英文を読み、時間をかけて、必要な情報を見つけることができる。英文を読んで、必要な情報を見つけることができない。
評価項目2英文の構成を把握し、筆者の主張やキーワードを完全に説明できる。英文の構成を認識し、筆者の主張やキーワードを指示することができる。英文の構成を認識できず、筆者の主張やキーワードを指示することができない。
評価項目3英文を読み、その内容を活用して、自身の考えを他者に説明することができる。英文を読んで、その内容と自身の考えを比較することができる。英文を読んでも、そ の内容と自身の考えを比較することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3年生の英語コミュニケーションAでは、教科書の奇数レッスンを対象として授業を行う。語彙力の増強と1・2年生で習得した英文法の復習を行う。また教科書による授業と並行して、英文を早く正確に読むためのに英文のパラグラフ構成を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は教科書をもとにした講義中心で、板書も行う。また各レッスンに付随した小テストを実施する。また文法、熟語、構文等について練習問題を実施し、課題を課す。
注意点:
教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること。また長期休暇中は与えられた課題をこなし、休暇明けの課題試験にきちんと備えること。課題試験のウェイトは定期試験と同等とする。冬休み明けには英語運用能力実力テストのTOEIC Bridgeテストを実施するが、こちらの結果はTOEIC Bridge トータルスコアを調整後、春・夏課題試験と同じウェイトで総合成績に加味する。通年の週時間数は、90分の一コマを配当。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 課題試験の返却・解説 授業の Introduction             
課題試験を自己採点し、なぜ間違ったかを確認できる。授業の概要を理解できる。
2週 L1 Narrow Boats in Britain 助動詞+受け身 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
3週 L1 Narrow Boats in Britain 比較級・最上級 / 関係代名詞 what の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
4週 L1 Narrow Boats in Britain 英国におけるナローボートの役割の変遷と、現代での人気の理由を知り、時代や社会の変遷とナローボートの役割との関係を説明できる。
5週 L3 iPS Cells it is ~ that ... 構文 の構造を理解し、英語表現に使用できる。
6週 L3 iPS Cells 助動詞+受け身 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
7週 L3 iPS Cells iPS細胞の仕組みとそのはたらきと可能性を知り、科学的文章を的確に読み取ることができる。
8週 前期中間試験
授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
2ndQ
9週 L5 Artificial Intelligence 現在完了の受け身 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
10週 L5 Artificial Intelligence
no matter how ~ 構文の構造を理解し、英語表現に使用できる。
11週 L5 Artificial Intelligence 人工知能の進化について知り、社会に与える影響について考え、人工知能と人間社会との将来の関わり方について議論できる。
12週 L7 Buckwheat Around the World 比較・倍数表現 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
13週 L7 Buckwheat Around the World 助動詞+受け身 の別の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
14週 L7 Buckwheat Around the World
各国におけるソバの生産と消費について知り、その食文化を学びながら、グラフを英文と関連付けて効果的に読み取ることができる。
15週 前期末試験 授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
16週 前期末試験答案返却・解説
定期試験を自己採点し、自身の間違ったところを確認して正しい知識を定着させることができる。
後期
3rdQ
1週 夏課題試験答案の返却・解説
課題試験を自己採点し、なぜ間違ったかを確認できる。
2週 L9 Aung San Suu Kyi 現在完了の受け身 の構造を理解し、英語表現に使用できる。
3週 L9 Aung San Suu Kyi 仮定法過去完了 / 過去完了進行形 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
4週 L9 Aung San Suu Kyi アウンサンスーチーさんの生き方を通じて、信念を貫くことの尊さを知り、彼女の求める平和とは何か、また自分には何ができるのかを説明することができる。
5週 L11 A Moment Makes a Great Difference 関係副詞 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
6週 L11 A Moment Makes a Great Difference 別のit is ~ that ... 構文 / 部分否定 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
7週 L11 A Moment Makes a Great Difference
現代における「一瞬」の重みを知り、加速する現代社会について考え、現代社会における効率と速度の追求の是非について話し合うことができる。
8週 後期中間試験
授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
4thQ
9週 L13 Obama’s Speech in Hiroshima
関係代名詞の非制限用法 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
10週 L13 Obama’s Speech in Hiroshima it seems that ~ 構文の構造を理解し、英語表現に使用できる。
11週 L13 Obama’s Speech in Hiroshima オバマ元大統領が広島で行った演説の内容を知り、演説の要旨を読み取って、核廃絶と平和について自身の意見を述べることができる。
12週 R1 A Special Moment in the Third Period 形式目的語 の使い方を理解し、英語表現に使用できる。
13週 R1 A Special Moment in the Third Period
付加疑問文 / 間接疑問文 の構造を理解し、英語表現に使用できる。
14週 R1 A Special Moment in the Third Period
日本の高校を舞台とした物語を鑑賞して、登場人物の気持ちを英語で表現できる。
15週 学年末試験
授業で学んだ知識を利用して、学習した内容を振り返りながら試験に取り組むことができる。
16週 学年末試験答案の返却と解説
定期試験を自己採点し、自身の間違ったところを確認して正しい知識を定着させることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前4
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前4
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前4
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2後4
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000