到達目標
1.音声学の知見からことばについての基礎知識を理解し、基本的な用語や概念が説明できる。
2.音声学の知見を通じて、自分が普段発していることばをメタ的に分析すること(メタ言語能力)ができる。
3.言語音についての基礎知識を実際に運用して、テーマに沿った適切な日本語の理解・産出ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 日本語や音声についての基礎知識を十分に理解し、基本的な用語や概念を適切に説明することができる。 | ことばについての基礎知識をおおむね理解し、基本的な用語や概念を説明することができる。 | ことばについての基礎知識が理解できておらず、基本的な用語や概念を説明することができない。 |
| 評価項目2 | 音声学の知見を十分に理解し、自分が普段使用していることばを分析的に観察し、それを自分の言葉でまとめることができる。 | 音声学の知見を理解し、自分が普段使用していることばを分析的に観察できる。 | 音声学の知見への理解が不十分で、自分が普段使用していることばを分析的に観察できない。 |
| 評価項目3 | 日本語や音声についての基礎知識を十分に運用して、テーマに沿った日本語の文章やデータを適切に理解し、高度な産出能力を身に付けることができている。 | 日本語や音声についての基礎知識を運用して、テーマに沿った日本語の文章やデータをおおむね理解し、適切な産出を行うことができる。 | 日本語や音声についての基礎知識が十分に運用できず、テーマに沿った日本語の文章の理解や産出ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-1
説明
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学習・教育到達度目標 A-3
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教育方法等
概要:
この科目は、日本語音声学の基礎知識を通して、自らのことばを分析的に観察し、学生として身に付けるべき基礎的な言語理解・プレゼンテーションの運用に役立てることを目標とする。
授業の進め方・方法:
〇授業は講義形式で実施し、適宜レジュメやスライド資料を配布する。
〇授業内容は、上記の到達目標を達成するために主に次の2点を実施する。
1.日本語の音に関わる学問的知見を配布資料に沿って学ぶ。
2.言語音の観察、産出・運用を、定期的な課題やテストを通じて学ぶ。
〇この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として小レポートやオンラインテストを実施する。
注意点:
この授業の総合評価割合は試験60%、ポートフォリオ40%である。ポートフォリオは、授業で定期的に課す小テスト20%、レポート課題20%の点数で評価する。
授業内容については、一部変更となる場合があるが、その時はガイダンスで説明を行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
ガイダンス 言語音の基礎知識1:音声学への招待、音声器官とその働き |
授業の進め方・評価方法等について理解できる。 音声学、音声、調音器官に関する基礎知識が理解できる。
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| 2週 |
言語音の基礎知識2:国際音声記号、子音と母音の違い |
国際音声記号、母音と子音の違い、声帯の開閉、気流機構の基礎知識が理解できる。
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| 3週 |
言語音の基礎知識3:IPAによる子音の記述、破裂音と鼻音 |
子音を観察するポイントを理解する。 破裂音と鼻音の仕組みを理解する。 主要な破裂音と鼻音を発音できるようになる。
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| 4週 |
言語音の基礎知識4:IPAによる子音の記述、摩擦音 |
子音を観察するポイントを理解する。 摩擦音の仕組みを理解する。 主要な摩擦音を発音できるようになる。
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| 5週 |
言語音の基礎知識5:IPAによる子音の記述、破擦音とふるえ/はじき音 |
子音を観察するポイントを理解する。 破擦音、ふるえ音、はじき音の仕組みを理解する。 主要な破擦音、ふるえ音、はじき音を発音できるようになる。
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| 6週 |
言語音の基礎知識6:IPAによる子音の記述、気流の通路、接近音、二次調音と副次調音 |
子音を観察するポイントを理解する。 接近音の仕組みを理解する。 主要な接近音を発音できるようになる。 気流の通路の違い、二次調音と副次調音の仕組みについて理解できる。
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| 7週 |
言語音の基礎知識7:IPAによる母音の記述 |
母音を観察するポイントを理解する。
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| 8週 |
小テスト 言語音の基礎知識8:IPAによる母音の記述、基本母音 |
母音を観察するポイントを理解する。 基本母音の考え方について理解する。
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| 4thQ |
| 9週 |
言語音の基礎知識9:音の知覚の基礎、音の知覚に関わる諸現象、母音に関わる諸特徴 |
音の知覚の基礎知識が理解できる。 音声知覚に関わるいろいろな現象について理解する。 母音の周辺的な事項について理解する。
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| 10週 |
言語音の基礎知識10:世界の中の日本語、日本の中の言葉、日本語の子音 |
言語類型論の基礎知識が理解できる。 日本で話されている様々な言葉についての基礎知識が理解できる。 日本語の子音の特徴について理解できる。
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| 11週 |
言語音の基礎知識11:日本語の子音、撥音と促音 |
日本語の子音の特徴について理解できる。 撥音の音声学的な特徴について理解する。 促音の音声学的な特徴について理解する。
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| 12週 |
言語音の基礎知識12:日本語の母音、音響音声学 |
日本語の母音の特徴について理解できる。 日本語の音を定量的に観察する方法について理解する。
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| 13週 |
言語音の基礎知識13:音素と異音、日本語音韻論 |
音素と異音の概念について理解する。 日本語の音素について理解する。
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| 14週 |
言語音の基礎知識14:アクセントとイントネーション、日本の中の言葉のアクセント |
日本語のアクセントとイントネーションについて理解する。 日本で話されている様々な言葉のアクセントの基礎知識が理解できる。
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| 15週 |
期末試験 |
これまでの学習内容を理解できる。
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| 16週 |
テスト返却と解説 |
解説を聞き、理解不足だった点を補うことができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |