歴史学Ⅱ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 歴史学Ⅱ
科目番号 5Z014 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 参考書:木下康彦 他編『詳説 世界史研究 改訂版』(山川出版社,2008年)など
担当教員 谷口 光男

到達目標

1.20世紀後半のアジア地域の歴史を,大きな枠組みと流れの中で,説明できる。
2.21世紀の国際社会の諸課題を,広い視野から多面的に,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1あなたは,「20世紀後半のアジア地域の歴史」を,必要なキーワードを「正しく」用いて,論理的に(漢字や文法上の誤りなく),説明できている。あなたは,「20世紀後半のアジア地域の歴史」を,必要なキーワードを「最低限」用いて,漢字や文法上の誤りが含まれるものの,説明できている。あなたは,「20世紀後半のアジア地域の歴史」を,必要なキーワードを「最低限」用いることができず,漢字や文法上の誤りが多いため,説明できていない。
評価項目2あなたは,「21世紀の国際社会の諸課題」を,必要なキーワードを「正しく」用いて,論理的に(漢字や文法上の誤りなく),説明できている。あなたは,「21世紀の国際社会の諸課題」を,必要なキーワードを「最低限」用いて,漢字や文法上の誤りが含まれるものの,説明できている。あなたは,「21世紀の国際社会の諸課題」を,必要なキーワードを「最低限」用いることができず,漢字や文法上の誤りが多いため,説明できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 「人間は社会的動物である」といわれるように,私たちは社会の中でしか生きることができません。そして,その社会の中で,今をあるいは未来をよりよく生きようとするなら,主体的に社会のことを知り,考え,働きかけなければなりません。
 そこで本授業では,21世紀の様々な「社会」を知るにあたり,最も大きな単位となる「国際社会」を対象とし,「歴史」の側面からアプローチしようと思います。今後も国際化がますます進展し,それに伴い日本の社会も影響を受けていくことを考えると,大きな見方で社会をとらえることが要求されると考えるからです。また,どのような社会であれ,必ず歴史的過程を経て成立するわけですから,その過程を考察することで現在をよりよく理解することができるからです。
 私たちに最も身近なところから考えていくことが,国際社会を考えるうえで,大切な一歩となるでしょう。
授業の進め方・方法:
 配付資料(プリント)・パワーポイントを用いた講義形式で進めます。単元・内容によって,映像資料(DVD)を活用したりグループワークを取り入れたりすることもあります(受講者数にもよりますが)。
 また,授業内容はかなり「専門的」ですし,この科目は学修単位科目なので,事前・事後学習としてレポート等を課します。主体的に取り組んでください。授業内容の理解を助けるために,参考となる情報(ソース)を適宜紹介しますので,こちらも積極的に参照してください。
注意点:
 一般科目で系統的に学習してきた「地理学」,「歴史学Ⅰ」,「現代社会Ⅰ」,「現代社会Ⅱ」の知見がみなさんの理解を助けることになるでしょう。
 また,授業で扱える内容は時間的制約からかなり限定されたものになるため,授業時間以外でもさまざまな学習活動を取り入れ,興味・関心をもつことが必要です。特に,新聞は毎日読んで欲しい「教材」です。
 なお、本授業におけるポートフォリオはレポート課題および小テストの結果を評価します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 はじめに ガイダンス シラバスの内容をふまえ,歴史を学ぶ「意味」について,探求する態度を身につけることができる。
2週 序章 戦後世界の出発 第二次世界大戦の性格と冷戦体制の構造を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
3週 第1章 中華人民共和国の成立 中華人民共和国の成立過程と「二つの中国」を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
4週 第2章 朝鮮半島と分断国家 冷戦体制下での朝鮮戦争の背景・過程および影響を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
5週 第3章 東南アジアの国民国家① 冷戦体制下での東南アジア諸国の独立と諸課題を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
6週 第3章 東南アジアの国民国家② 冷戦体制下での東南アジア諸国の独立と諸課題を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
7週 第4章 西アジアの国民国家 冷戦体制下での西アジア諸国の独立と諸課題を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
8週 中間試験 これまでの学習をふまえ,到達目標を達成できるているか,確認できる。
2ndQ
9週 第5章 第三勢力の形成 第三勢力の形成とその現代史的意義を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
10週 第6章 中ソ対立と文化大革命 中ソ対立と文化大革命までにいたる過程を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
11週 第7章 1960年代以降の朝鮮半島 朝鮮戦争以降の朝鮮半島の歴史を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
12週 第8章 1960年代以降の東南アジア① 1960年代以降の東南アジアの歴史を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
13週 第8章 1960年代以降の東南アジア② 1960年代以降の東南アジアの歴史を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
14週 第9章 1960年代以降の西アジア 中東戦争の過程と影響,およびパレスティナ問題の現状を,必要なキーワードを身につけ,概略,説明できる。
15週 期末試験 これまでの学習をふまえ,到達目標を達成できるているか,確認できる。
16週 おわりに 歴史を学び続ける「意味」について,探求する態度を身につけることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3前2,前4,前5,前6,前7,前12,前13,前14,前16
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3前2
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000