環境科学

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 環境科学
科目番号 5Z017 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 教科書の指定はありません。
担当教員 谷口 光男,竹本 仁美

到達目標

1.第四紀の地球環境の変動と人間活動との関わり合いについて理解し、説明できる。
2.気候変動を中心とする地球環境の変化が、生態系にどのような影響を及ぼすか理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1第四紀の地球環境変動履歴と人間活動との関連性を理解し、基礎知識を応用させた発展的な内容で説明できる。第四紀の地球環境変動の概要を理解し、人間活動との関連性について説明できる。第四紀の地球環境変動と人間活動との関連性について説明できない。
評価項目2地球環境の変化が生態系に及ぼす影響について理解し、基礎知識を応用させた発展的な内容で説明できる。地球環境の変化が生態系に及ぼす影響について理解し、説明できる。地球環境の変化が生態系に及ぼす影響について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
私たちが生きている第四紀は「人間の時代」ともよばれます。第四紀の地球環境は人間活動と密接に関わり合いながら変動を繰り返してきました。第四紀において地球環境と人間活動は切り離して考えることができません。この授業では、気候変動を中心とする第四紀の地球環境の変化をテーマに、私たち人間が生態系の一部としてどのように位置づけられるのか、どのようにして自然と関わってきたのかを考えていきます。地球環境の変化と地理学的事象とが密接に結びついていることを学びましょう。
授業の進め方・方法:
毎回資料を配布し、基本的に講義形式で授業を進めます。指定する教科書はありませんが、参考文献や論文を適宜紹介します。授業の内容によってグループワークを設定することがあります。授業の中では気候や地球環境に関する様々なデータを参照したり、WebGISを利用したりしながら、身近な地域を含む様々な地域や時代の特徴を捉えられる場を適宜設定します。
注意点:
授業前の予習は求めませんが、授業後は配布した資料を再読し、復習を行ってください。新しく知った用語について調べたり、資料中に挙げている参考文献を参照して理解を深めましょう。地図帳やWebGISを積極的に活用するのも効果的です。
なお、本授業におけるポートフォリオはレポート課題および小テストの結果を評価します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業内容の説明
第四紀とは何か
第四紀とはどのような時代か理解し、その特徴を説明できる。
第四紀について学ぶ意義を探求できる。
2週 地球の周期的運動と気候変動 第四紀の気候変動をもたらしている要因について理解し、説明できる。
3週 年代測定法 第四紀の地球環境推定に重要な年代測定法の原理を理解できる。
4週 古気候変動推定の実際(1) 古気候変動の推定に関する実際の研究事例を理解できる。
5週 古気候変動推定の実際(2) 古気候変動の推定に関する実際の研究事例を理解できる。
6週 地球環境の変化と生態系 第四紀の環境変化が生態系にもたらした影響について理解し、説明できる。
7週 人間の植生利用 人間がどのように植生利用をしてきたかを理解し、説明できる。
8週 中間試験 これまでの学習をふまえ、到達目標を達成できているか、確認できる。
4thQ
9週 「人新世」とは何か 「人新世」の概要を理解し、その特徴を説明できる。
10週 生態系サービスと人間活動 人間がどのように生態系サービスを享受してきたか理解し、説明できる。
11週 生態系調査への地理学的手法の利活用 環境と人間との相互関係を空間的に分析するために地理学的手法が活用されていることを理解できる。
12週 地形と生態系 地形が生態系に与える影響について理解し、説明できる。
13週 環境変動に対する生態系レジリエンス 環境の変化に対する生態系の反応について理解し、説明できる。
14週 生物多様性に関する諸問題 自然環境と人間活動との関連性を踏まえ、生物多様性に関する問題について理解できる。
15週 期末試験 これまでの学習をふまえ、到達目標を達成できているか、確認できる。
16週 前期の振り返り(テスト返却と解説) これまでの学習をふまえ、到達目標を達成できているか、確認できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス地球上の生物の多様性について説明できる。3後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
生物の共通性と進化の関係について説明できる。3
生物に共通する性質について説明できる。3後4,後5,後6,後9,後10,後12,後13,後14
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。3後4,後5,後6,後7,後10,後12,後13,後14
世界のバイオームとその分布について説明できる。3後4,後5,後6,後7,後10,後13,後14
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。3後4,後5,後6,後7,後10,後13,後14
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。3後7,後10
生態ピラミッドについて説明できる。3後7,後10,後14
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。3後3,後6,後7,後9
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。3後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3後1,後6,後7,後9,後10,後13,後14
公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3後9
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3後1,後7,後9,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000