概要:
日常生活や社会との関連を図りながら、物質とその変化へ、生物や生命現象への関心を高め、目的意識をもって、化学的に探究する能力と態度、生物学的に探究する能力と態度を育むとともに、化学や生物学の基本的な概念や原理・法則を理解し、科学的な見方や考え方を養う。
・化学の学習内容が日常生活や社会とかかわることを知り、身近な物質とその変化への関心を高める。
・化学の学習は環境に配慮した上で、健康で安全な生活を送るために欠かせないものであることを理解する。
・生物の多様性と生態系について学習し、生態系の成り立ちを理解し、その保全の重要性について認識する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心とした授業形式で行う。適宜、演習問題をとり入れ理解を深める。必要に応じて、小テスト、宿題を課す。
注意点:
中学校理科と比べ、非常に難しくなったと感じると思います。教科書、問題集、図説を活用し、効果的な予習・復習を行うこと。宿題の未提出、授業中の恒常的な居眠り、マンガ、スマートフォンの利用等、授業に対する意識が低い場合には、単位取得が困難になることがあるので、真剣に取り組むこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス説明 化学と人間生活 [1]人間生活の中の化学 |
・代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。
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2週 |
[2]化学とその役割
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・洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。
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3週 |
物質の成分と構成元素 [1]物質の成分 [2]物質の構成元素
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・純物質と混合物の区別が説明できる。 ・物質が原子からできていることを説明できる。 ・混合物の分離法について理解でき、分離操作を行う場合、適切な分離法を選択できる。 ・単体と化合物がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。
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4週 |
[2]物質の構成元素 [3]状態変化と熱運動 |
・同素体がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。 ・物質を構成する分子・原子が常に運動していることが理解できる。 ・水の状態変化が理解できる。 ・物質の三態とその状態変化を説明できる。
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5週 |
原子の構造と元素の周期表 [1]原子の構造
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・原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。 ・同位体について説明できる。 ・放射性同位体とその代表的な用途について説明できる。 ・原子の電子配置について電子殻を用い書き表すことができる。 ・価電子について説明できる。
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6週 |
[2]元素の相互作用
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・原子番号から価電子の数を見積もることができ、価電子から原子の性質について考えることができる。 ・元素の性質を周期表(周期と族)と周期律から考えることができる。
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7週 |
物質の成分と構成元素、原子の構造と元素の周期表のまとめ |
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
テスト返却と解説 物質と化学結合 [1]イオン |
・原子のイオン化について説明できる。 ・代表的なイオンを化学式で表すことができる。 ・イオン式とイオンの名称を説明できる。 ・イオン結合について説明できる。
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10週 |
[2]イオン結合とイオン結晶 [3]分子と共有結合 |
・イオン結合性物質の性質を説明できる。 ・イオン性結晶がどのようなものか説明できる。 ・共有結合について説明できる。 ・分子間には、分子間力が働いていることを理解している。
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11週 |
[4]分子間の結合 [5]共有結合の結晶 |
・構造式や電子式により分子を書き表すことができる。
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12週 |
[6]分子からなる物質の利用 |
・分子からなる物質の利用について、その知識を身に付けている。
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13週 |
[7]金属と金属結合 [8]結晶の比較 |
・自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。 ・金属の性質を説明できる。 化学結合の種類によって、物質を分類することができることを理解している。
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14週 |
物質と化学結合のまとめ |
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
テスト返却と解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバスの説明 生物の特徴
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2週 |
生物の多様性と共通性 [1]多様な生物の共通性 |
・地球上の生物の多様性について説明できる。 ・生物の共通性と進化の関係について説明できる。
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3週 |
[2]細胞とエネルギー |
・生物に共通する性質について説明できる。
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4週 |
学習のまとめ 一問一答 演習問題 |
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5週 |
生物の多様性と生態系 [1]多様な植生と遷移 |
・森林の階層構造を理解し、森林・草原・荒原の違いについて理解している。
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6週 |
[1]多様な植生と遷移 |
・植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。
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7週 |
学習のまとめ 一問一答 演習問題 |
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
テスト返却と解説 [2] 気候とバイオーム
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・世界のバイオームとその分布について説明できる。
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10週 |
[2]気候とバイオーム |
・日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。
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11週 |
[3]生態系とその保全 |
・生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。 ・生態ピラミッドについて説明できる。
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12週 |
[3]生態系とその保全 |
・有害物質の生物濃縮について説明できる。 ・生態系における炭素の循環とエネルギーと流れについて説明できる。
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13週 |
[3]生態系とその保全 |
・地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 ・熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。
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14週 |
学習のまとめ 一問一答 演習問題 |
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
テスト返却と解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。 | 3 | 前1 |
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。 | 3 | 前2 |
物質が原子からできていることを説明できる。 | 2 | 前3 |
単体と化合物がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。 | 2 | 前3 |
同素体がどのようなものか具体例を挙げて説明できる。 | 2 | 前4,前13 |
純物質と混合物の区別が説明できる。 | 2 | 前3 |
混合物の分離法について理解でき、分離操作を行う場合、適切な分離法を選択できる。 | 3 | 前3 |
物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。 | 2 | 前4 |
水の状態変化が説明できる。 | 3 | 前4 |
物質の三態とその状態変化を説明できる。 | 3 | 前4 |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 2 | 前10,前11 |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 2 | 前10,前11 |
原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。 | 3 | 前5 |
同位体について説明できる。 | 2 | 前5 |
放射性同位体とその代表的な用途について説明できる。 | 3 | 前5 |
原子の電子配置について電子殻を用い書き表すことができる。 | 3 | 前5 |
価電子の働きについて説明できる。 | 2 | 前5 |
原子のイオン化について説明できる。 | 2 | 前9 |
代表的なイオンを化学式で表すことができる。 | 2 | 前9 |
原子番号から価電子の数を見積もることができ、価電子から原子の性質について考えることができる。 | 2 | 前6 |
元素の性質を周期表(周期と族)と周期律から考えることができる。 | 2 | 前6 |
イオン式とイオンの名称を説明できる。 | 2 | 前9 |
イオン結合について説明できる。 | 2 | 前9 |
イオン結合性物質の性質を説明できる。 | 2 | 前10 |
イオン性結晶がどのようなものか説明できる。 | 2 | 前10 |
共有結合について説明できる。 | 2 | 前10 |
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。 | 2 | 前11 |
自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。 | 2 | 前13 |
金属の性質を説明できる。 | 2 | 前13 |
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 | 2 | 前9,前10 |
ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地球上の生物の多様性について説明できる。 | 3 | 後2 |
生物の共通性と進化の関係について説明できる。 | 3 | 後2 |
生物に共通する性質について説明できる。 | 3 | 後3 |
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。 | 3 | 後6 |
世界のバイオームとその分布について説明できる。 | 3 | 後9 |
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。 | 3 | 後10 |
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。 | 3 | 後11 |
生態ピラミッドについて説明できる。 | 3 | 後11 |
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。 | 3 | 後12 |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | 後13 |
有害物質の生物濃縮について説明できる。 | 3 | 後12 |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | 後13 |